「土地の記憶」について。
地質調査のために先ず研究者は露頭を見つけるように、
地図から分割して作られた「かたち」に対応する場所から
採取した「土」を容れて1250度の高温で焼成すると、
有機物は消し飛び、無機物は定着する。
土地の今の情報と過去の歴史が融合して、そのあいだに生まれる
土地の記憶に思いを馳せることができるのではないかと考えた。