始めまして・・・。
このページでは、皆様が、毛髪に関して
感じておられる疑問や、お悩みにお答え
すると共に、知っておくと便利な毛髪に関

する豆知識をご紹介致します。
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シャンプーのお話をさせて頂きます。
よく『シャンプーは、何日に1回すればいいの?』とのご質問があります。

お答えする前に、正しいシャンプーの方法をご説明します。

まず、頭皮注1を微温水で十分にもみ洗いし注2、良質のシャンプー剤
注3を少量注4よく手の平に伸ばして、原液が頭皮に直接つかないよう
注5注意して塗布します。次に、指頭・指腹注6で頭皮全体を揉捻する
ようマッサージ注7し、再び微温水で頭皮注8・毛髪を十分に洗い流す
注9
注1 シャンプーの主要な目的は、頭皮や毛孔(穴)にたまった余分な
皮脂を除去し、マッサージの効果により頭皮の血行を促進し、毛
母細胞を活性化することです。
注2 シャンプー剤の泡立ちを良くするために、髪を濡らすのではなく、
この時点で頭皮を圧迫するように揉み洗いして、毛孔(穴)に詰
った皮脂を押し出します。この作業を十分にする事により、ある程
度汚れを落とすことが出来ます。結果、少量のシャンプー剤で十
分な泡立ちを得ることが出来ます。
注3 頭皮のphに近い弱酸性のものが良いとされています。詳しくは、
また別の機会に・・・。
注4 必要最低限。
注5 原液が、頭皮に付着したり、毛孔(穴)に入りこむと、洗い残しの
原因になります。理容店などで、直接塗布するシャンプー剤は、
かなりの倍率で希釈されています。
注6.7 爪を立てたり、力任せにゴシゴシこすっては頭皮をいたずらに刺激
したり、傷つけたりして逆効果になります。
注8.9 汚れを包み込んだシャンプー剤を完全に洗い流すことが大事です。
特に頭皮に洗い残しがあると、フケやかゆみの原因になります。
十分過ぎる位、洗い流してください。


以上が、現在プロフェッショナルの間で理解されている理想のシャンプー技法です。
しかしこの通りに実行しようとする場合、シャンプー前の毛髪・頭皮があまり汚れてい
ない事が必要条件になります。汚れのたまった頭髪は、少量のシャンプー剤や通常
のマッサージで落としきれません。頭皮へのダメージもあると思われます。よってシャ
ンプーは、規則正しく、汚れのたまらない適度な期間に無理なく実行するのがベスト
と言えます。よって、
「シャンプーは、正しく行っていれば、毎日行っても構わない。」

と言う結論に達します。
(ただし、上記のことは全て、健康な頭皮の方を対象として述べております。
内因・外因で皮膚等に疾患のある方は、専門医の処方に従って下さい。)