姉川合戦屏風としては唯一現存する屏風で、天保8年(1837年)に製作された。元亀元年(1570年)6月の合戦より約250年の後に描かれたため、徳川幕府の影響が色濃く反映されている。従って織田・浅井の武将はほとんど描かれていない。屏風の左から3面の左上部には秀吉の馬印として知られている赤地に白く逆さ瓢箪の旗印が見られ、沢瀉の家紋も確認できる。当然ながら描かれた当時においては秀吉としては描けなかったと思われる。
 
 

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                     姉川合戦屏風と逆さ瓢箪の描かれた旗印の拡大図                                      
 福井県歴史博物館所蔵(使用承認 3-45号)
 
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