横山城について

 
東に日本100名山の伊吹山を望み、西に日本一の琵琶湖を望む横山城趾は、長浜市(北郷里地区)の東部に位置する横山丘陵にあり、米原市(旧山東町)の西側で接している。城趾は標高312mの北城趾を中心にして200m南に標高304mの南城趾に主郭がある。城趾は尾根の南側及び北側に築かれ、更に石田町への西側にもY字状に延びている。また小谷城に対峙するため丘陵北端には龍ガ鼻砦が築かれた。

 城趾の南端には、谷汲長浜旧道が尾根を横断している。敵対する小谷城の麓には、美濃と越前を結ぶ北国脇往還が通っている。横山丘陵の南側には、京都と江戸を結ぶ中山道があり、さらに琵琶湖の東側には京都と北陸を結ぶ北国街道が貫いている。米原より宮司や鉄砲鍛冶で知られた国友を経由する、北国上往還(山西道・小谷道)も小谷城へと結ばれている。戦略上の中心に位置しており、この城を巡る争奪戦が行われたのも頷ける。

 
 
 
御城印について

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