●本人も気付かない間に、おじさんレベルになっていたお父さんのギャグに、太郎君は「底冷えがする」と警告を発する。
●香名ちゃんは肩の上に乗って「ダイエットのために我慢しなさい。おかあさん」。
●お母さんは英会話を習ってたくせに、外国の友達に手紙を書くとき大騒ぎ。
ペン習字をやってたのに、宛名も印刷しろ。
●「遺伝じゃないんやって、良かったあ」としみじみ言った香名ちゃんに「何が?」と聞くと伸長法のチラシを見ながら、「足の長さ」。
●NHKの「ためしてがってん」で、ラクダはこぶだけで、どれだけ生きられるかという問題で、お父さんは「一生」と答えていた。
●「わたしのノートの上にジュースおかんといて。大事なノートにシミが付く。
おかあさんの顔みたいになったらいやや。」
●食卓に母の日ギフトのカタログがさりげなくおかれてあった。
●家の前の広場で香名子ちゃんとバトミントンをしていてお父さんの足に釘がささったことを聞いたお母さんは、「車のパンク」が心配になった。
●会社のお別れ旅行で行った和歌山で白蟻駆除の看板を見てカレーが食べたいと言っているお父さんはやっぱどこか変だ。
●お母さんの朝の神聖なる儀式。
1)3つの目覚まし時計を布団から手を伸ばし次々に止める。
2)布団の上でしばしぼーっとする。
3)1階から「オーイ」と呼ばれて下に下りる。
●太郎君の日曜の夕方:笑点を見て馬鹿笑いする。
●先輩とのトラブルで先生や家族に心配をかけた太郎君は先輩に自分の思いを話して自分なりに納得したみたいだが、お母さんの心配は解消していない。
●勤め先が新しいコンピュータを入れたとたん帰りが遅くなったお母さんに、ビル・ゲイツの魔の手が忍び寄っていることをお父さんはうれいている。
●2ヶ月のダイエットで9Kgの減量に成功したお父さんはPTAでよそのお母さんにそのことを聞かれると嬉しそうに自分のおなかをさする。
●牛肉大好きのお父さんの論理:潜伏期間が30年なら、発病するのは80才前。ぼけていてもおかかしくない。人類の医療技術が、狂牛病を克服していないはずがない。
●お母さんの考え:危ないのは牛だけじゃない。野菜中心にしなきゃ。
●香名子:うちもステーキ食べたい。
●太郎:牛肉は大好物だし、ちょっと危なそうだし‥‥‥。
●おじいちゃん:私の作った野菜を食べてれば安心。
●おばあちゃん:今更、極端なこと言っても遅いわ。
●おじいさんは、温厚な人なのに、息子は過激で困ったものだという世間の風評は後半は正しいが、前半はまちがっている。
●地区の文化祭に出展する種類の多さで、トップクラスのおばあちゃんは、ゲートボールのような出品できない趣味もいっぱいある。
●TVで「続猿の惑星」を見てから、お父さんは「ウイー」と言って人にテレパシーを送ろうとするようになった。
●「千と千尋の神隠し」でデートした香名ちゃんとお父さんはその後けっこういい関係だ。
●駅まで自転車で通学させるというお父さんの方針は、弁当のいる日には親の事情で適用できない。
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