2002年 (平成14年) 夫婦で迎える16回目のお正月 |
太郎(中2)
香名子(小5)
【おめでタイムス 2002】
●遺失物拾得で2万円ゲットしたとたん、家族全員が自分にやさしくなった気がする太郎君の感覚はけっしてまちがっていない。
●ワープロで書いた香名ちゃんの夏休みの日記は、ほとんどの場合「とても楽しかった」か「おいしかったです」で終わる。
●地区の文化祭に出品する種類の多さでトップクラスのおばあちゃんには、おじいちゃんと二人で秘密特訓するゲートボールのような趣味もあることを世間の多くはまだ知らない。
●食後すぐに横になる香名ちゃんは「牛になる実験中」だそうだ。
●狂牛病のニュースが流れた時、香名ちゃんはビーフジャーキーをしがんでいて固まった。
●議論好きのお父さんは、TVの久米宏や筑紫哲也に「おまえの考えは甘い」などと文句を言っている。
●お母さんの年賀状に、ときどき「どんなご主人か写真がみたい」という物好きなのがあるが、そう言われると期待を裏切るわけにはいかないので、写真は絶対載せられない。
●中にはアドレスを教えろ!というのもあるが、残念ながら木村家には「上ノ村」以外のアドレスはない。
●世の中を斜めから見ることばかり教えているお父さんの教育方針は、家族の間で思いっきり不評である。
●ときどき不安になるお母さんが「私のこと好き?」と聞くと、お父さんの答えは「それなりに」である。
●弁護士でもないのに2年間で3件もの離婚処理に関わったお父さんは、「あんたの時はもっとすっきりまとめたるわ」とお母さんへの売り込みに余念がない。
●本人の希望がかなって名うての学習塾へ行くことになった香名ちゃん。「今日からお父さんのしょうもないギャグにはつきあえないからね」はないんじゃない。
●散歩に行こうと香名ちゃんを起こしに布団に潜り込んだお父さんが「悪魔のささやきだよ。外は寒いよ。もっと寝てよ。」と言うと「悪魔のささやきにも一理ある」と悩むふりをして起きてしまう。。
●時勢を先取りして実質上失業中のお父さんは、子育てにご執心だが、本人は尊敬するJohn LennonにあやかってJohn Lemmonと名乗ったりしている。
●お母さんが買って来た賞味期限ギリギリの食パンが食卓の話題になった時、「どうせ期限過ぎるんやで、安くなったので十分や」というおじいちゃんの意見には妙に説得力があった。
●「おめでタイムス」もマンネリ化したので、新たな企画を用意していたのに、香名ちゃんの「やっぱ、年の初めの笑いは、おめでタイムスで取らなくちゃ」のひとことで、結局、今年も新年早々家の恥をさらすことになってしまった。
木村
和正 (7,8月で9Kg痩せたけどこのお正月が見もの)
すずみ (歯科に勤め出して緊張の毎日なのに太り気味)
太郎 (正義感、食欲、就寝が家族でイチバンの中2)
香名子 (パワー、機転、やんちゃが家族で一番の小5)
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