おめでタイムス バックナンバー
2001年 (平成13年)      夫婦で迎える15回目のお正月
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                           太郎(中1)
                           香名子(小4)

【おめでタイムス 2001】

●太郎君が附属中学を選んだ最大の理由は、龍泉(おとうさんの大好きな中華料理店)が近いことらしい。両親の判断も同じ理由による。

●自分の愛車の「自動お湯かけ霜取り装置」が冬になると作動していることを知らないおかあさんは、夫婦ゲンカした翌朝はそれが働いていないことを知るよしもない。 (戻る)

●おとうさんの自称「電光スマッシュ」を受けられない太郎君は、自分のクラブが、「ピンポン部」と呼ばれるのが気にいらない。

●バナナが大好きな香名ちゃんは、太郎君に「おまえはサルか」と言われて、何故か喜んでいる。

●地区の文化祭でフリーマーケットに出店した子どもたちのおかげでゴミが減ったと喜んでいたら、おかあさんが生活用品バザーでよそのゴミをたくさん買っていた。

●2000年の年頭に、子どもたちに5キロ痩せると宣言していたおとうさんの体重は、2001年にはちゃんと1キロ増えていた。

●痩せると言ったときの香名ちゃんの反応が、「この顔と体形がぴったりやのに痩せたらあかんわ」だったことを思い出して、おとうさんはまあいいか、と考えている。

●久々の家族旅行で近鉄特急に乗ったとたんガイドブックを開いたおかあさんに香名ちゃんから「そんな本開かんといて。いかにも、そこへ行くって感じ」とクレームがついた北海道は、案の定、滞在中に有珠山が噴火した。

●朝の散歩の途中でおとうさんが「頑張らなくちゃ」と気合いをいれると、香名ちゃんは「頑張らなくても生きていける」と水をさす。

●「夫婦の良さがちょっとはわかってきた気がする」といっていたおかあさんの悟りは、3日と維持されなかったとさ。

●テレビの大ファンである香名ちゃんは、包丁の切れ味やおろし金の機能に一家言を持っている。

●夏休みの自由研究で、テレビのCMの調査をした香名ちゃんは、友達から、「あんたのはらくや」と言われるのがくやしいらしい。

●愛用の携帯パソコン(HP-200LX)の裏ブタがはずれ、配線に四苦八苦している最中に、オナカに飛び乗って、その悪夢から開放してくれた香名ちゃんに、おとうさんは人知れず感謝している。

●公民館にリサイクル図書室を開設してもらったおとうさんは、PTAの廃品回収でも乞食をしている。いらない古本があったら寄付を。

●家族旅行の行き先が北海道だったのは、北大に関心を持たせるためのおとうさんの陰謀だったことは、太郎君もうすうす感づいたようだが、その裏に札幌ラーメンが関与していることまでは気付いていない。

●21世紀を記念して「香名ちゃん特集号」にしてという本人の希望を待つまでもなく、それに近いものができてしまった。


  木村 和正    
     すずみ   
     太郎 (中1)
     香名子(小4)

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この年は、こんな年(FUKUSHI's Web Page 【ザ・20世紀】にリンク)
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