おめでタイムス バックナンバー
2000年 (平成12年)      夫婦で迎える14回目のお正月

                           太郎(小6)
                           香名子(小3)

【おめでタイムス 2000】
(木村家の人々の今世紀最後の新年のご挨拶)
 
●お母さんにくる年賀状には「会いたいネ」というのが多いが、「会おう」というのは一つもない。 (
戻る)

●おめでタイムスを読んで、「幸せそうな様子が伝わってくる」と言ってくれる人がときどきあるが大きな誤解だ、という点ではめずらしくお父さんとお母さんの意見が一致する。

●香名ちゃんがおなかにいるときに、「母子手帳」を「ははこてちょう」と言ってはばからなかったおかあさんは、今では「ピアノの調教頼まなくっちゃ」と言っている。

●香名ちゃんによると、「おばあさんに似て、べっぴんやなー」と言われたことはあるが、お母さんに似てべっぴんやなーと言われた記憶はないそうだ。

●香名ちゃんが学校ではやんちゃ言わずに何でもできる良い子なのは、「営業モード」だからだそうだ。

●ウォーターベッドを使うようになって、お母さんの腰痛は直ったが、なぜかお父さんは腰をいためている。

●1999年はノストラダムスの大予言にかこつけて何度かパーティーを楽しんだお父さんは、2000年問題で新年早々何機の飛行機が墜落するか賭けををしている。

●勉強嫌いとしか思えない太郎くんが、いやがりもせず塾に行っているのは、マンガの立ち読みと帰りの買い食いに秘密があるらしい。

●ビル・ゲイツと相性の悪いお父さんは、Windowsのせいで多くのデータとプログラムとを犠牲にしたのに、いまだに社会に受け入れられている彼が許せない。

●お母さんは「最近、お父さんがやさしくなった」と言っているが、本当は疲れているだけだ。

●おじいちゃんは、もう中学生だというのにぜんぜん欲のない太郎くんが歯がゆいようだが、お父さんは、そこに親しみを感じている。

●小学校に蔓延している感染症でときどき「むかつく!」香名ちゃんは、お父さんの前で症状があらわれると病院に連れていかれることになっている。

●学級PTAの流しそーめんで、がっつく太郎くんを目の当たりにして、お父さんは親の顔が見たくなってしまった。


不況下にもかかわらず好意的な取引先、よく頑張る仕事仲間、そして物好きな友達に囲まれて、無事2000年を迎えることができた「木村家の人々」は、新たな素晴らしい出合いとなによりも感謝の気持ちを大切に21世紀めざして蝸の歩行でバクシン中!

  木村 和正  (今年も口は災いのもとを地でいく中年青二才)
     すずみ (今年も天然大パノラマボケでいく41才)
     太郎  (今年も父親譲りのマイペースでいく小6)
     香名子 (今年も地球を自分を中心に回していく小3)

▲ページの先頭に戻る  ▲前の年に戻る  ▲1面に戻る  ▼没ネタに進む  ▼次の年に進む

この年は、こんな年(FUKUSHI's Web Page 【ザ・20世紀】にリンク)


【納得の没ネタ 2000】

●太郎君の進路が食卓の話題になると、香名ちゃんは「私、取り残された気分」とすねる。

●おかあさんが、「香名子のことよくわからん」というと「自分の生んだ子でしょ」。

●待合わせ時間の5分前には必ず現われるお父さんと、人を待たせるのを気にしているだけのお母さんがうまくいくはずがない。

▲ページの先頭に戻る  ▲前の年に戻る  ▲1面に戻る  ▼没ネタに進む  ▼次の年に進む

この年は、こんな年(FUKUSHI's Web Page 【ザ・20世紀】にリンク)
1面に戻る