おめでタイムス バックナンバー
1999年 (平成11年)      夫婦で迎える13回目のお正月


                           太郎(小5) 
                           香名子(小2)

【おめでタイムス '99

●生存競争の厳しい木村家では、食事の時間に遅れると茶碗蒸しが茶碗になってしまう。

●40才を過ぎると突然視力が落ちることがあると聞いていたお父さんは、眼鏡が汚れたのに気付かず、3日ほど1人で悩んでいた。

●不況で仕事が減って、家族の会話が増えたのに、何故か夫婦の会話は激減した。

●ピアノの先生に、芸大コースをとるかと聞かれた太郎くんが「やまと木材の後を継ぐ」と答えたと知って、おじいちゃんは素直に喜んだが、お父さんはちょっと複雑な心境になった。

●お父さんの仲間と菰野の里山で流しそーめんを経験した子供たちは、自然の楽しみ方を学んだと同時に、ちょっとは両親を見直した、と思っているは親の勝手な思い込みらしい。

●料理にかけた手間が愛情に比例するなら怪しいが、「勉強すんだの?」の回数なら木村家の子供たちはまちがいなく恵まれている。

●ビル・ゲイツと相性の悪いお父さんがWindowsを動かすと、必ず大切なところでハングアップする。そのせいかお父さんはWindowsを使って設計された飛行機を信用しなくなった。

●お母さんの鉄人28号になってしまうのを恐れていたお父さんも、ついに携帯電話を持たされた。

●アトピーで入院することになった香名ちゃんが、遠足の前の晩のように楽しそうに準備をしているのを見て、お母さんは自分の存在価値に疑問を持つようになった。

●1つずつ分けなさいともらったワッフル。自分の分を食べてしまった太郎君は「これ食べる?」と家中聞いてまわって、見事2個ゲットした。

●散歩中にお父さんと共謀していたずら電話をした太郎君。「もしもし、木村さんのお宅ですか。太郎ですけど…。おまえのとこの子供はあずかっている…」

●旅行好きのおばあちゃんは、ついに未亡人会主催のツアーにまで参加しだした。

●夫婦で「プライベート・ライアン」を見に行こうなどと柄にもない事を考えているうちに、田舎でも上映が終わってしまったことを悔やんでいるお父さんは、二度と甘い生活に憧れないと心に誓っている。

●お父さんは、香名ちゃんが退院する日に工場内でもしない耳栓をして帰宅した。

●皆から理屈っぽいと思われているお父さんは本当は単純だし、愛想が良さそうなお母さんは実はものすごく勝気だ。そして、自分で天才だと言っている太郎君はどこか間が抜けている。でも、みんな香名ちゃんに振り回されていることだけは見た通りだ。

●お前の年賀状は字がいっぱいで読めない、と言われたお父さんは、意地になって字をさらに小さくした。

  和正    (小言の多い中年)
  すずみ   (不満の多い”40才”
  太郎    (忘れ物の多い小5)
  香名子   (やんちゃの多い小2)

●やまと木材●
趣味で作ったガーデニング用六角テーブル(七厘対応タイプ)が好評です。

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この年は、こんな年(FUKUSHI's Web Page 【ザ・20世紀】にリンク)


【納得の没ネタ 1999】

●子供のアトピー に良いと聞くと何でも取り入れているお母さんは、効き目があったとき一体どれをやめるのだろう。

●学校で忘れ物が多いと注意された香名ちゃんは、教科書を全部背負って登校している。

●香名ちゃんは、自分の思いどうりの返事が返ってこないと「いいの!」の一言で押し切るのが常だ。

●香名ちゃんと太郎君のヒーローは、まことちゃんと、つねこちゃんと、しんのすけである。

●おとうさんのルーズソックスは、女子高生のとは年季が違う。

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