おめでタイムス バックナンバー
1998年 (平成10年)      夫婦で迎える12回目のお正月

                                    
                           太郎(小4) 
                           香名子(小1)

【おめでタイムス ’98

(夫婦の間に吹く隙間風をよそに木村家の主役は子供たち)

●太郎君は「学校の勉強で何が好き?」と尋ねると「理科」と答える。
 その理由は「宿題がないから」。

●会社の事務をやるようになってから、お母さんの口癖は「こん頃、無理がきかなくなったわ」だが、お父さんは、いまだかつて無理をしたお母さんを見たことがない。

●朝の散歩で「お父さんは実は宇宙人だ」という話をしてから、子供たちはお父さんの話を信じなくなった。太郎君は「他所でいわん方がいいよ」と忠告してくれる。

●一輪車に乗り回せるようになった香名子ちゃんは、家族が学校に行くたびにその妙技を披露している。

●香名子ちゃんには、「お兄ちゃんは、他の子が泣いていると心配するのに、私が泣いていても心配してくれない」のが不満らしい。
太郎君に言わせると「香名ちゃんの場合は心配はいらない」のだそうだ。

●子供たちにマンガの本ばかり買い与えているお父さんに対抗して、学習用のパソコンを買ったお母さんの目論見は見事に1週間で崩れさった。

●おばあちゃんとお母さんは通販の相談と買物のときが一番仲が良い。

●地区の文化祭でビールやジュースを売り歩いて稼ぎまくった太郎君が「さすが…」と言われて一番喜んだのはおじいさんだった。

●「今晩、何が食べたい?」というお母さんの人生相談に「美味しいもの」というのがお父さんのいつもの答えである。

●取引先の常務さんからプレゼントをもらった香名子ちゃん「お兄ちゃんも欲しいと言ったら、お母さんが、女は得だって」。
でも、お母さんはお父さんにいつも「女は損だ」とブータレている。

●お母さんが「痩せなくては…」と言わなくなるまで、そう時間はかからない。

●親が離婚したらどちらについていくかと聞くと、
太郎君は「お母さんについて行って、お父さんと再婚するよう説得」してくれるらしい。
香名子ちゃんは「聞いた方についていくと答える」そうだ。

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