落語を織り交ぜた講演会の感想
小学生
・今日は、忙しい中、○○小学校へ来てくださってありがとうございました。
私は初め「人権の話だから難しいだろうな。」と思っていたけど『落語』という形でお話をしていただいたので、とてもわかりやすかったです。
落語のお話も心に残りましたが、一番心に残ったのは最後の「人権は人と人の間にあるもの」というお話でした。人権は一人だけでは生まれず、人と人が支え合っているからこそ『人権』が生まれるんだと思いました。人権は今も友達と私の間で生まれているなら、私は友達を大切に人権を守っていこうと思います。
人権って『人』という字と同じだと思います。支え合って、社会も『人』も成り立っているものだから、これからも支え合いを大切に成り立っていかせたいです。人権を大切にしていきたいです。ありがとうございました。
・落語を聞かせてくれて、ありがとうございました。
わたしは、人けんと言うことを、初めて知りました。人間しか笑うことはできないし、健康にいたいなら、たくさん笑うことは、いいこということが勉強になりました。
中学生
・この前は、人権の事を教えていただき、ありがとうございました。
勉強の時間って忘れてしまうくらい楽しく暖かい気持ちになれたひとときを過ごせました。
そして、改めて「人権」っていう堅い言葉でなく、自然に笑えること……笑っていられること。暖かい人と人の間のことだなって思いました。
最近、殺人事件や大変悲しい事件が多いです。パソコン・携帯・電話・音楽プレイヤー…人とふれあうものがありません。便利になっていることはいいことですが…。日本人、世界の人々は、人権を忘れているから事件は起こると思います。もう少し、人と直接ふれあうことが多くなったら…と思います。
でも、そうやって、意識しなくても、人々が手を取り合う社会がきったら本当に人権にあふれているということです。そして、私は、当たり前のことだけど、人間としての心を持って仲良くしたり、友達のことを考えたり、自分とは違うから、君は変だと思われないこと、そうやって、みんながみんな、気持ちよく過ごせる環境を作っていこうと思います。
落語って、とてもいいですね。
・やっぱり話の専門家だけあって上手に話すなぁと思った。
最後にいった、「生きたくても生きられない人が居るのに自殺なんてするな。」と言う言葉が心に響いた。どんなに今がつらくても、生きられない人の為にもしっかり生きなきゃいけないと思った。
高校生
・落語を初めて聞きました。予想以上におもしろかったです。
人権の話では、子供が亡くなってしまって、お母さん二人の悲しみ方が対象で印象的でした。
淡々としていたり、必死だったり・・・。でもお母さん二人の悲しみは同じくらい大きいし、消せることも、余程のことがない限り、できないんじゃないかとも思った。
その子たちのクラスメイトも一気に二人の友達を失って、辛かっただろうと思いました。
学級委員長だった女の子が書いた手紙が、リアルで、その情景が思い浮かんで、少し悲しくなりました。
せっかく手術が成功して、喜んだのに、2学期に入る前に亡くなってしまって、もう二度と話せない、遊べないってなったら耐えられないと思いました。
琢磨さんが、最後に話した、お母さんが棺に引っ付いた話を聞いて、何とも言えない気持ちになりました。どんな気持ちで、言ったんだろうとも思いました。
最近は自殺者が3万人くらいいると聞いて驚きました。生きたくても生きられない人がいるのに自分から取りかえしのつかないものを捨ててしまうなんて、もったいないし、人間として最低の行為だと思いました。
生きられる人々は、その人たちのためにも頑張って生きなければダメなんじゃないかなと考えさせられました。
保護者
・励ますばかりが、その人にとってよい事ばかりではないと言うことです。
時には、相づちを打ったり、その人の心の中にある負の考え方をしっかり受け止めてあげなければいけないということですね。
・今までの人権講演会の中で、一番楽しくて身近な話題で心に響きました。「妻の話をやっと出 来るように・・・・」という最後の言葉に涙が出そうでした。とても楽しい時間でした。来年も是非、聞きたいです。
・最初はマイクの不具合などあり、時間をとられたりしましたが、面白く楽しく落語を聞いたり、心に染み入るようなお話を聞けて、とてもよかったです。
人権という重たいテーマですが、今回のように笑いも交えて聞ける講演はとても意味があると思います。今の私たち、子どもたちに必要なのは、切磋亭琢磨氏のおっしゃるとおり想像力だと実感しました。
落語会の感想
小学生
・こんにちは。私は初めて生で落語を聞きました。その日は笑いすぎてお腹がすごく痛かったです。
最初に、落語には想像力が必要だと教えてくださいました。
「たぬきのサイコロ」では、本当にサイコロが転げているように見えてきました。
「たーちゃん!」 と、呼ぶところが笑いすぎて息ができないくらいでした。
・今日は『大安売り』という面白いお話をありがとうございました。すごく面白かったです。もっと聞きたかったです。
特に面白かったところは、前の日の相手のお相撲さんは「卑怯」だと言っているのに、自分はギブスをしているお相撲さん
にギブスをしている方の足を蹴ろうとして負けた所です。
すごく面白かったです。
・今日は、楽しい落語をありがとうございます。
『桃太郎』は、昔の子どもと今の子どもの違いがよくわかってとても面白かったです。
『地獄八景』は、小学生にもわかりやすいように工夫してもらってあったので、私が見た中で一番面白い落語でした。
特に、人呑鬼が4人を食べて、4人が腹の中で遊んでいたのが、楽しかったです。
この前は、楽しい落語を聞かせてもらってありがとうございました。すごく面白かったです。
落語を聞いたのは初めてで、テレビとかでも見たことがなくて、落語ってこんなに面白いものだなぁと思いました。
・『落語』という言葉は知っていたけど、こんなに面白いものだとは知ら
なかったし、生の落語を見るのも人生初だったから、すごくいい思い出になりました。
一つの扇子で、「何かを書いているところ」、「たばこ」、「槍」、「刀」をしていたのはとても印象的でした。
保護者
・初めて、生で落語を聞きました。
落語が始まる前の子ども達とのコミュニケーションから楽しめました。落語の楽しみ方がわかりました。
落語もとてもわかりやすく引き込まれました。
落語と落語の間に着物を変えてこられたので、次のお話も新たな気分で聞けました。大人の私も楽しめました。
・子ども達に落語が受け入れられるか、少し心配していましたが、みんな一所懸命聞き入っていて、大変嬉しく思いました。
私自身も落語がさらに好きになりました。
色々なものが見えてくる落語って本当に素晴らしいですね。
子ども達に落語が伝わったことが何より感動しました。