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１）百武彗星Ｂ２
小熊座航行中

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１９９６／３／２６：AM02:58-AM03:28:滋賀県奥伊吹にて撮影　
望遠鏡＝ペンタックス１０５ＳＤＨＦ
口径＝１０５ｍｍ　焦点距離＝７００ｍｍ
赤道儀＝高橋ＥＭ２００
カメラ＝ペンタックス67版：フイルム＝フジブローニーＧ４００
露出＝30分：ＧＡ－４にて眼視核ガイド
ＰｈｏｔｏＳｈｏｐ３．０Ｊにて画像処理

撮影後記

最接近のこの日はなかなか天候に恵まれませんでしたが運良く

夜中に雲が切れるようになり急いでいつもの観測地へ行きました。

町中で見るのと違って山で見る彗星は空の三分の一を占め、

白い煙をたなびかせて飛んでいくようすは、

まるで銀河鉄道９９９そのものでした。

又、生まれて初めてみる壮大な大彗星に思わず涙しました。

そしてこのような機会を与えてくださった天の神様に感謝しました。

撮影は彗星核を目で見ながらガイドしましたが散らばる星星を背景にして

進んでいくさまが実感でき、彗星との一体感を感じました。

２）百武彗星Ｂ２うしかい座航行中

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1996/03/24：1:05-1:15
滋賀県犬上郡多賀町ダイニック天究館メシェマラソン会場にて撮影
望遠鏡＝ペンタックス１０５ＳＤＨＦ
口径＝１０５ｍｍ　焦点距離＝７００ｍｍ
赤道儀＝高橋ＥＭ２００
カメラ＝ペンタックス67版
フイルム＝フジＳＧ４００ブローニー
露出＝１０分　ＧＡ－４にて眼視核ガイド
ＰｈｏｔｏＳｈｏｐ３．０Ｊにて画像処理

撮影後記: 丁度この日は天文誌主催のメシェマラソンと重なりました。この日はあいにくの曇り空、ほとんど諦めていましたが0時過ぎより雲の合間から星が見えるようになりました。ついに百武彗星も姿をあらわし、会場内はもう興奮のるつぼ。とてもメシェマラソンどころでなくすべての望遠鏡は彗星に向けられていました。この写真はまだ北極星も雲に隠れて極軸が全然あっていませんでしたが興奮状態の中で無我夢中で撮した百武彗星の初ショットでした。そして天頂付近に見える雄大な彗星を仰ぎ見、天文を趣味にした幸せを感じました。

３）百武彗星Ｂ２うしかい座航行中

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1996/3/26：3:40-4:00:滋賀県奥伊吹にて撮影　
望遠鏡＝ペンタックス１０５ＳＤＨＦ
口径＝１０５ｍｍ　焦点距離＝７００ｍｍ　
赤道儀＝高橋ＥＭ２００
カメラ＝ペンタックス６７版：フイルム＝フジＧ４００ブローニー
露出＝20分　ＧＡ－４にて眼視核ガイド
ＰｈｏｔｏＳｈｏｐ３．０Ｊにて画像処理

撮影後記: 撮しているときは夜明け間近で時間との競争でした。;

４）こぐま座をゆく百武彗星
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1996/3/28 0:20-0:50：滋賀県奥伊吹にて撮影
レンズ＝ペタンックス　６７版　標準１０５ｍｍカメラレンズ　Ｆ：４
赤道儀＝高橋ＥＭ２００
フイルム＝Ｇ４００　ブローニー
露出＝３０分　ＧＡ－４にて核ガイド
ＰｈｏｔｏＳｈｏｐ３．０Ｊにて画像処理

撮影後記

よくこれは望遠鏡で写したのですか？と聞かれますが標準レンズで写したのだとなかなかわかってくれません。標準カメラレンズでもとても入りきらないほどの大きなスケールの彗星でした。実際のところ空の３分の一を締めてました。今度ほど魚眼レンズがほしくなったときはありません。

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