ご挨拶
何百年、何千万光年と悠久の時をかけて我々の目にやっと届いた光、それはまこと淡い かよわな微かな光です。周りが暗くないととても見えない光です。
近年ますます光害がひどくて自宅近辺ではこれら微かな光はほとんど撮すことが出来ない 環境になっています。光害を逃れて奥伊吹、青山高原、大台ヶ原、木曽の御岳、長野の 乗鞍岳、北陸の山などへ出かけて参りました。どんな山奥へ出かけても光害が追いかけて参ります。大変なエネルギーの無駄遣いをしているのかを感じてしまいます。 また、どんな山奥へ行ってもゴルフ場、スキー場による自然破壊を目の前に見、酸性雨による山の荒廃にとても心が痛んで参りました。
たった一つのかけがえのない地球大事に守っていきたいものです。
自己紹介
- 滋賀県彦根市在住
- 天文の道は1990年の秋より始める。この年の秋に初めて望遠鏡を購入。
- 三日坊主にならないように本格的な赤道儀の20cmシュミカセを購入。
- 初めて見る天体の美しさに感激!1年間で150個ほど見る。
- 1991年の秋にこれまたはじめて一眼レフカメラを購入して天体写真に入る。
- 初めて撮したオリオンとアンドロメダに感激。
- 天体の美しさに虜になり現在に至る。
- 撮影対象は星雲星団に絞っています。
- 撮影行動はほとんど単独である。
-
2021年8月現在74歳
天文の道に入って既に31年が経過しました。体力も気力も衰え過酷な遠征とか撮影には遠ざかってしまいました。
しかしながら心を魅了する星の美しさに老いても心を虜にします。
何気なくふと天文雑誌を見て高根の花だった大口径40cmのドブソニアンが想像できないくらいの格安で販売されているの見て
2012年再び天文の世界にはまり込む事になりました。老体でもなんとか移動観測出来るように工夫を重ねて宇宙を楽しんでいます。
また大口径の望遠鏡は一般の方は中々見る機会がありませんので出来るだけ感動を共有すべく即席観望会をしばしば行っています。