Space trip window からようこそ!前回のさそり座の画像とお話


オリオン座(Orion)  
[冬の星座]


オリオン座
この星座は皆様よくご存じですね。
1月頃では夕方ごろから東の空から上がってきます。
寒い冬空にひときわ堂々と明るく輝く巨人オリオン
その肩に輝く赤色超巨星のペテルギウスの赤
そして三つ星をはさんで明るく輝く白色星のリゲル
素晴らしい対比を見せてくれますね。
まさにそのいつも変わらない勇壮な姿には
我々に勇気を与えてくれますね。

リゲルは距離1000光年の美しい白色星
ベテルギウスは距離400光年の赤色超巨星、太陽の300倍はあろうか
オリオンには神話が大変多い星座です。

オリオン夜景M42と馬頭星雲オリオン大星雲馬頭星雲 バラ星雲

orionstela

1997/12/24 22:00 滋賀県奥伊吹スキー場
Pentax 67Body 105mm G400 120min Atomfilter F3.8
1997/12/26 00:00 滋賀県奥伊吹スキー場
Pentax 67Body 105mm G400 30min F3.8
Photo CDに2枚焼き付け Photoshopにて重ね合わせ
Photo by Hirokazu Yamamura
もっと大きな画像(1029*768)220K 壁紙にどうぞ


撮影後記
このオリオン座の写真撮影には思い入れも強く、望遠鏡に初めてカメラをつけて撮影したM42のカラフルな姿には初めて撮影した天体写真の喜びとその宇宙の美しさに引き込まれ天体写真の虜となるきっかけとなりました。ここの領域はいままでに何十枚も撮影した思い出深い領域です。
M42は比較的明るく初心者でも撮影できる領域でしたが馬頭星雲は長焦点で撮影することは非常に難しく何度挑戦したことか。長時間露出のため光害のない暗い山奥に出かけるきっかけとなりました。フィルターをかけての撮影は視野が非常に暗くオフアキシスガイドのガイド星はそらし目で見ないとわからないほどのぼやぼやの暗いガイド星で80分のガイドがなんと長かったことか。
翌日は片目が変でまっすぐ歩けないほどの疲れようでした。しかしながらしっかりとその姿を写し取れたときの喜びは次なる挑戦への大いなるステップの始まりでした。

 今回のオリオン全景の撮影もただひたすらエンゼルフィッシュを写したいとの思いから何度も挑戦してやっと写し取れたものです。画像右下にエンゼルフィッシュが下向いて泳いでいるのがおわかりでしょうか?



ではではSpaceTripをごゆっくりおたのしみください。直行便



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