☆天使に弱い

2015.9.5

見たい展覧会があって名古屋に出掛けたが、せっかくなので久々に名古屋骨董祭を覗いてみた。もう何年も行っていなかったのは、あまり魅力的なものに出会えなくなっていたからだが、今回まず驚いたのは店舗数の少なさである。随分あちこちに空きスペースが目立つ。ある店で聞いてみたら、白鳥での市(なごや骨董フェスタ)と重なったためだとか。まあそれにしても寂しい限りである。だから当然客の出足も今一つだが、出品の内容がこれまた今二つ。全体的にはガラクタ市の様相を呈していて、名古屋骨董祭の行く末を、勝手ながら案じざるを得なかった。

だから何も買わないかと言えばそれも寂しいので、お土産代わりに、と言うことで目を付けたのが、写真の小さいステンドグラスである。そんな高い土産があるか!と同行の夫からは発言があったが、中央の天使を見た途端にもう心は動いてしまって、小さいから場所を取らず自立式なのも決定要素となり、その発言は聞かなかったことにした。

翌日、どこに飾ろうか、家のあちこちに置いてみた。居間や玄関、ギャラリーのガラス棚の上など、どこに置いても楽しめて、やはりステンドグラスの魅力は尽きない。