☆Bon Voyage!
2012.2.14
実は、絵師のサインの入ったものはあまり好きではない。当時の名もない職人たちの心意気や技の確かさに惹かれるからだ。しかし、これは絵の迫力に負けて思わず買ってしまった。湧き上がる雲、日の光に反射して輝く水面、帆布を通した日差しの陰影、どれもが素晴らしい。
まあもともと帆船好きはあるのかもしれない。大きく張られた帆が風を十分に受ける様に描かれていると、なぜか無性にワクワクしてしまうのだ。人生を航海に例えた古今の詩人たちの魂が乗り移ったかのように!??