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  リウマチとともに


終の住処の小さな工夫・・・・バリアフリーをめざして

               

 

キッチン
 

   
■流し台は、シンク下がニースペースになっているものを採用した。車いす対応のシステムキッチンは初めから考えなかった。立って作業するには台が低すぎるし、しかも高価。肩や肘が不自由なリウマチャーは、座って調理するのはむずかしい。しかし、どうしても調子の悪い時には座ってできるように、ということで選んだ。
 

■このシステムキッチン、高齢者対応となっているのに高さは85cmのみ。ガス台や調理台ではお鍋やまな板が載ってさらに高くなることを不安に感じて、足部分を5cmカットしてもらった。
 いすに座っても、水栓に手が届く高さなので、これは正解だったと思っている。
 一方、手が届かない吊り戸棚の類は、いっさい取りつけなかった。シンク下も空いているし、収納空間が乏しい。少ないなら、モノを持たないこと、この精神でいくことに決めている。

■壁面にダストシューターを取りつけた。扉を開けると、太い筒状の通路が外部にセットしたゴミ箱へ通じている。雨の日、体調の悪い日、外へ出なくてもゴミが捨てられるので便利。夏場の匂い対策に、換気扇もついている。
 もちろん、最終的には週に1回程度のゴミ袋出しは免れないのだが(笑)。

■換気扇のスイッチは、手近な壁面につけた。(普通は、頭上の換気扇フードの縁にスイッチがある。)              

 
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