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  リウマチとともに


膝人工関節手術の覚え書き

               


手術の方法


 人工関節の素材は、金属とポリエチレンを組み合わせたもの。手術前に現物を見せてもらった。大腿骨、脛骨、膝蓋骨の関節面3ヶ所を置換した。左の膝蓋骨はそのままだが、右は傷みがひどく今後の悪化が懸念されるということで決められた。術前説明ではセメントを使用するといわれたが、開いてみると案外骨がしっかりしていたので大腿骨側のみ使用しなかったらしい。
 手術方法は低侵襲手術と言われて、傷の大きさは10cm強。15年前の手術と比べると、3cm程度傷が小さくなっている。
 手術の傷口から生じる血液を体外に流し出すためのドレン(排液管)は、用いられなかった。感染のリスクを回避するためと、ドレンをつける方がかえって出血量が多くなるという判断だという。
 入院療養計画書にあった通り、抜糸は10日目に行われた。

 
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