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10月2日、皆様の多大なご支援により、本シンポジウムを無事開催する事ができました。

シンポジウムにご参加いただきました多くの方々、またご協力をいただきました関係者の方々に心より御礼申し上げます。

本シンポジウムの報告書はこちらからダウンロードして閲覧いただけます。
報告書ダウンロード



     
 
開催趣旨
 銚子川は、本州で最も年間降水量が多い大台ケ原を源とし、熊野灘へと注ぐ全長約20 キロの三重県南部の紀北町を流れる二級河川です。ほとんどが山間部を流れており、集落が少なく川の水はほとんど汚されることなく河口に至るため、下流域まで透明度が高いのが特徴です。河口では淡水と海水の境目である汽水域がゆらゆらと揺れて見える現象を観察することができます。この汽水域を『ゆらゆら帯』と呼び、透き通ったきれいな銚子川だからこそ見られる現象として大変貴重であるとされています。
 近年、このような銚子川の美しさや、川あそびに最適な魅力ある川であることが認知され、シーズンには町外からも多くの人が訪れるようになりました。しかし、中には心無い人がゴミを残していったり、川の水を汚したりするなどの課題もあり、地元では清掃作業を行いながら、銚子川の保全と活用について検討しているところです。また、豪雨による川原への堆積土砂と河床の上昇、水枯れなど、川がやせ、荒れていく現状が日本のさまざまな川で問題となっていますが、銚子川も例外ではありません。
 人々に恵みや豊かさ、自然の素晴らしさを伝えてくれる銚子川として、環境に配慮しながら楽しんでいただくにはどうしたらいいのか、どう守り後世に伝えていくのか。『ゆらゆら帯』が見られる日本の貴重な清流銚子川から全国に向けて、このシンポジウムで発信していきたいと思います。

プログラム

第1部 
 

基調講演 13:35〜
「銚子川〜清みきった美しい水から
見えてくるもの」


ネイチャーフォトグラファー 内山りゅう

丸山りゅう
 
子どもたちの取り組み発表14:45〜15:00


第2部 

パネルディスカッション15:00〜
テーマ 「川の現状と未来〜銚子川からの発信」
 
久  隆浩 氏(近畿大学総合社会学部教授)


内山 りゅう 氏(ネイチャーフォトグラファー)
原田 泰志 氏(三重大学生物資源学部教授)
松場  妥 氏(銚子川漁業協同組合組合長)
上村  毅 氏(海山遊びの達人・紀北町職員)

作品展示(ロビー)
●内山りゅう氏作品
●アユカケ・銚子川募集作品
●子どもたちの取り組み作品
●銚子川の生き物 水槽展示

 

 


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