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 香港   1日目  2日目  3日目  4日目  編集後記
香港旅行記番外編 
「美少年の恋」ツアー<2004.12.19(土)>
 香港映画は結構な数見てきたけれど、現在お付き合いのある中華明星迷サン達と話ができて共感できるのは、この映画だけ?(笑)。
映画の内容は、こちらのページを参照してください。
 1998年に香港で公開されたこの映画を、私達が鑑賞したのは2001年の春。F4と出会う数ヶ月前っす。
当時は、繰り返し見て涙した人、登場人物の一挙手一投足に突っ込む人等イロイロだったけど。
これがきっかけで「星星閃爍」を書くきっかけが生まれたのでした。(シミジミ・・・)。
 せっかく「美少年の恋」をすでに観賞したメンバーが4人揃って香港に行くなら、ロケ地を訪れないわけには行かないでしょう。
ってことで、過密スケジュール(何様?)の間を縫って、時間が許す限りロケ地を巡ってまいりました!!
<尖沙咀 天星碼頭(スターフェリー乗り場)>


 「美少年の恋」ツアーの最初は、尖沙咀のスターフェリー乗り場。
ジェットが、ポケベルに連絡してきたサムと思しき人物と待ち合わせしたのがココ。

 当初、中環側のフェリー乗り場だと思っていたのに、実際は尖沙咀側だった。
ジェットと同じように中環からフェリーで来た場合は、建物を出て左方向に歩いていくと例の掲示板があります。後ろに見えている建物は「星光行(Star House)」。マックやスタバ、WATSON'Sが入っているビル。
映画では、「welcome」「歓迎」「いらっしゃいませ」と書かれていた掲示板。もちろん、今は様変わりしています。


 待ち合わせ場所に現れたのは、サムとは似ても似つかないリュックを腰元で背負った怪しい男(笑)。男が手にしていた新聞には、「画廊で会ったキミに会いたい」というジェット名義の尋ね人の記事が。後で、同僚の阿青のイタズラだったことを知ってジェットは憤慨する。
この場所は、掲示板を背に立って右側にあります。映画ではベンチらしきものが並んでいたけど、今はないです。
画面では、丁度ジェットの背後にフェリーが停泊していました。
このフェリーに乗って、ジェットはトットと帰ったんだろうか。
<Midnight Express> 





映画とは全く違う佇まい
 フェリーに乗って中環に上陸。
地下鉄だと、D1出口で地上に出るのがベスト。
畢打街(Pedder st)を上っていくと、皇后大道中(Queen's Rd Central)に突き当たします。これを渡って右を見ると、EPISODEや手造甜品が入ったビルがあります。
そのビルを右手に見つつ、どんどん坂道を上がっていくと威靈頓街(Wellington St)と交差します。そこを右に曲がって少し歩くと徳巳立街(D'Auilar St)との交差点に出ます。目を凝らし前方を見ると「繼L酒家」の看板があります。が、そこまで行かずに徳巳立街(D'Auilar St)を上っていきます。
 結構な坂道の連続で、疲れてきます。思ったより、道幅が狭かったかな。
しばらくすると、左側に「蘭桂坊」の看板が見えてきます。そこを左に曲がったところが正に「蘭桂坊」。
「ABCDEF4」で、Vanが後ろ向きに歩いていたのもココですねぇ。
 「美少年の恋」とは関係ないけど、香港映画の代表作と言ってもイイぐらい有名な、金城武、フェイ・ウォン、トニー・レオン主演の「恋する惑星」の舞台になっているお店「Midnight Express(ミッドナイト・エクスプレス)」が、この通りの奥の左側にあります。
 改装されていて、映画の面影はない〜(悲)。
もちろん、「美少年の恋」でも、ちょりっとだけ登場。怪しいクラブでカナと会い、クラブを出たジェットがサムに電話をかける前に通りかかってます。
黄色い屋根(?)は変わらないものの、今の店の様子とも、また違うぅ〜。
このお店は、改装が頻繁に行われてるってことでしょうか?
 
<加州大厦(カルフォルニア・タワー)>



触ることもできなかった
 ミッドナイト・エクスプレスの向かいにある大きなビルは、「加州大厦(カルフォルニア・タワー)」。
「恋する惑星」でフェイ・ウォンとトニー・レオンが待ち合わせするお店カルフォルニア≠ヘ、このビルのGFにあります。
 で、ジェットがクルッと回った後、もたれてサムに携帯電話をかける街灯も、このビルの一角にあル訳ですが・・・。私達が訪れた時は、脚立のようなものが置かれていて、しかもおじさんたちが、まさにその場所にしゃがみこんでいたのです。クリスマスの飾りつけでもしている途中なのかな?カメラを向けられるのを嫌がると言う香港の人に、モロにカメラを向けるわけにも行かず。とにかく、画面どおりのアングルの撮影は不可能。
 ジェットのまねをして、クルッと回りたかったなぁ。
<花屋>



色鮮やかな花たち
 妖しげなクラブでカナに会った後、ご機嫌なジェットが一瞬立ち寄る花屋さんは、ミッドナイト・エクスプレスの並びにあります。(ジェットがクルッと回った街頭の斜向かい)
土曜日の朝だというのに、たくさんの花が店頭に並んでいて、その一角だけ華やか。
映画のシーンでは、ひまわりが並んでいたけど、今は冬。バラが一番多かったかな。

 この花屋やミッドナイト・エクスプレスは、すべて蘭桂坊にあります。ミッドナイト・エクスプレスの角を右に曲がった左側に、K・Sが「カンパリソーダ」をキザに注文したカフェ「La dolce Vita 97」があったのだけど、今回は時間の都合で訪問を断念。


「蘭桂坊」は、思っていたよりもスゴォーーく狭い!こんなに狭いのに週末は、たくさんの人で賑わうとか。思い浮かべると、ちょっと怖いかも。
 
<威靈頓街(Wellington St)>
 蘭桂坊を後にして、もと来た道を下って行き、今度は威靈頓街(Wellington St)を左の方向に進みます。先ほど見た焼きガチョウで有名な「繼L酒家」の看板が近づいてきます。この看板も、よく見ると映画の時と様変わりしてるのです。
 この通りは、映画の冒頭部分でタバコを吸いながらジェットが歩いてきたり、サムのお父さんが運転するタクシーをジェットが止めたり、サムを失った後のジェットがふらふら歩いていた道でもあります。
 この通りは、ジェットが最初にサムを見かけた画廊もあるはず。映画の画面ではバス停がジェットの背後に映っていたのを確認済み。
それらしきお店を見つけたのだけど、もちろん内装は変わっているしお店もClose。イマイチ確信を持てませんでした。
<ん〜 どこだっけ?多分・・・威靈頓街(Wellington St)>



 日本に帰ってきた後に、写真の整理をしていたら「おっ!」っと思ったのがこの1枚。中環の街を歩いている私達を、先回りしたCherryNSさんが撮った1枚。
よく見ると、映画の冒頭でジェットがJPを誘って歩いた道沿いに建っていた建物が写っている。
ガラス張りという特徴的な外観なのでピンと来たんだけど。
 あぁ、どうしてその場で気がつかなかったんか・・・。
で、ココは一体何処だったのか・・・。
 
<果物屋さん>



ジェットになりきる
クウガッガさん
 威靈頓街(Wellington St)を歩いていくと、両サイドに石畳の道が見えてきます。これが[石本]典乍街(Pattinger St)。通称、石坂街。
この道を下らずに上る方向に左に曲がった右角にあるのが、果物屋さん(多分)。
大富豪のギトギトおやじにレイプされた後に、ジェットがジュース(?)を買う場所。
 私達が行った時には、店は閉まっていて緑色の柱だけが目印に。今でも、ホンマに果物屋なのか・・・?ファンタやスプライトのステッカーが貼ってあったこをから察するに、食べ物や飲み物を売っている店だと言うことは想像できるけど。
シャッターが開いてないことには、ついつい疑ってしまう。
<[石本]典乍街(Pattinger St)>


 出勤するサムとサムを送るジェットが並んで歩いた道は、果物屋さんの脇をさらに上って行ったところ。職場の近くまで送るなんて、一秒でもサムの近くにいたいんだろうなぁ。ジェットったら、健気ね。
画面では何故か下っているように見える道も、結構な上り坂。
この坂を上りきったところに、映画の設定どおりにサムが勤務す
る中區警察署があるのです。
<中區警察署>中環 [石本]典乍街3



ジェットになりきる私
 [石本]典乍街が荷李活道(Hollywood Rd)にぶつかるところに建つ赤レンガの建物が中區警察署。ワンタンでも食べに行こう≠ニ誘われたジェットが、仕事あがりのサムを腰掛けて待っていたポール(?)は、まだありました。右から2本目がジェットが座っていたところだと推測。ジェットは、鼻までかんでたなぁ。
代わる代わる、ジェットになりきって写真撮影会をする私達。
 丁度、CherryNSさんの撮影の時に、警官が2人通りかかる。ファインダーに入ったところでタイミングを見計らってシャッターを押したりして。見事にサムと同じ服を着た警官が、CherryNSさんと一緒に写ってます。ちょっと、羨ましい。
荷李活道は、結構な交通量があるので映画の中でサムが横断するタイミングを慎重に見計らって、小走りにジェットに向かってきたのが頷けます。
しかし何度見ても、その時のサムのうれしそうな顔がイジらしい・・・。
<Staunton's Bar +Cafe> 中環 [士丹]頓街10-12



冬だからテーブルがない
というわけでもなさそう



ジェットになりきる
クウガッガさん
 中區警察署から荷李活道(Hollywood Rd)をSOHO地区に向かって歩いていくと、ヒルサイド・エスカレーターと平行している道に出ます。これが些利街(Shelley St)です。
 次の交差点までエスカレーターに乗ります。エスカレーターを降りたところに[士丹]頓街を挟んで、緑のポストが目印の「Staunton's Bar +Cafe」があります。
 ここは、サムとカナがお茶をしているところにジェットが通りかかり、Coke片手にはぁ〜い≠ニ挨拶する場所。
 映画では店の脇の階段にテーブルが並んでいたけれど、今は無し。店内は、白人のお客さんが目に付きました。

結構、オシャレな、カフェです。
[士丹]頓街(Staunton St)+奥卑利街(Old Bailey St)>


 Staunton's Bar +Cafe」の前の道([士丹]頓街を、中區警察署の方に向かって歩いた突き当たりは、K.Sがファンに追いかかられてサイン攻めにあったところ。
想像よりも、狭いのでちょっとビックリ。映画では通りの建物の屋根が映ってなかったから、そうは感じなかったのかな。

 奥に見える赤レンガの建物は、中區警察署だったのですね。
<ヒルサイド・エスカレーター>





Staunton's Bar +Cafe」からヒルサイド・エスカレーターに乗って、伊利近街と(Elgin St)の交差点で降ります。
 ジェットと阿青、シンディが話をしながら歩いていたのが、このあたり。
嬉しそうにサムのことを話しながら、ジェットがクルッと回るポールは、もうなくて赤い柵に変わってました。
<中南湾>


 ヒルサイド・エスカレーター沿いに坂道をドンドン下っていくき、荷李活道(Hollywood Rd)を渡ったところで頭上のヒルサイド・エスカレーターから地上に降りる階段があります。
そこから右に伸びる路地が「敦和里(Tun Wo Lane)」。この狭い路地の置くに「中南湾」としてロケが行われた「Petticoat Lane」がある・・・・はず。
 私達が行った時は、それらしい看板がなく。しかも、目に付いた看板には「ロシア料理」と書いてあったし。もしかしたら、無くなってしまったのかな?その様子は、映画の画面とさほど変わりはないのだけど・・・・。

 ちょっと、ココは未確認。
<たばこ屋>


 「敦和里(Tun Wo Lane)」を後にして、頭上にエスカレーターの歩道橋を見ながら少し歩くと「擺花街(Lyndhunrst Terr)との交差点に出ます。ここの角にあるたばこ屋さんは、ジェットが初めてサムと出会うシーンの前に、ジェットがたばこを買うところ。
ちょっとした駅のホームのKioskぐらい、狭い。

 以上で「美少年の恋」ツアーは終了。このロケ地を回るのに要した時間は、3時間弱ぐらいでしょうか。
途中、水を調達した以外は、ゆっくりではありますが歩き続けました。
ほとんどのシーンを中環で撮影したと思われる「美少年の恋」。こうしてロケ地ツアーをしてみると、すごく狭い範囲で撮影してたんだと実感。
こんな狭い範囲でも、いろんなシーンのロケができる中環は奥が深い(笑)。
またゆっくり訪れたい場所です。

 心残りは・・・・。香港初日にバスに乗ってピークトラム駅からフェリー乗り場に帰る途中。輝(ファイ)と阿青が弁当を食べたベンチを発見!「あっ!!」と叫んでは見たものの。夜だし、バスだし・・・。
皇后廣場の近くだったんだけどなぁ。いつかは、確かめて行ってみたいです。
「美少年の恋」ツアー

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