津市指定文化財 彫刻  専修寺の聖徳太子立像


一身田 専修寺所有    平成14年3月 日指定
津市一身田町2819
 
専修寺の前にある厚源寺に三重県指定文化財の聖徳太子像がある。

専修寺の木造聖徳太子立像は、1979年(昭和54年)3月20日専修寺如来堂の裏にある物置からバラバラの状態で見つかった。

立像は、上半身裸、腰には緋色の袴を着て、合掌する姿で表され、厚源寺の聖徳太子像と同じく南無仏太子像である。

高さ 69.5p ヒノキによる寄せ木造りで、玉眼を嵌入し表面は彩色が施されている。
後世に修理の跡も見られるが保存状態は良好で、現在は専修寺宝物館に収納されている。

厚源寺の聖徳太子像と同じように、ポッテリした体躯と対照的に利発的な目鼻立ちの顔をしている。
 

本文と写真は”津市政だより1017号(平成14年4月1日号)”を参照しました。
2002年4月作成


 

木造聖徳太子立像


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