一御田神社 |
![]() |
津指定有形文化財 彫刻・工芸・書跡 |
||
能 面(のうめん) 1面 室町時代 縦21.2cm、横15.8cm 痩せた老人の男面で、目の周囲を大きくくぼませ目尻を下げ、瞳に四角い穴を明けている。 鼻は大きく笑うように口を開け、歯を露出させている。 頭骨は高く、頬はこけ額に4条の皺を刻む写実的な面である。 面の内側は滑らかではあるが、近世のものよりのみ跡が荒く、能がまだ神事芸能としての性格を有した頃のもので、能面の形式が定型化しない室町時代も古様の面とし推定される貴重なものである。 色彩は素地に胡粉下地を施したものだが、剥落し色調は不明である。
簓(ささら) 2組 室町時代
扁 額(へんがく) 1枚 明治時代
田植歌(たうえうた) 1枚 室町時代
棟 札(むなふだ) 22枚 室町時代〜江戸時代
これらの神宝類は、県立博物館にあるとの記載した書物もあるが、藤神社にある。 一身田 寺内町祭り(平成13年は11月11日)には、見られるとの事。 一御田神社 この神社は.原始時代に農業集落であった頃からの鎮守で、農耕と水の神を主神とし、右側の社殿には天満宮をお祀りしている。 左側には”花山稲荷"がある。 本文は”一御田神社の説明板及び津市教育委員会発行の津市の文化財”を参照しました。 |
![]() 能 面 |
![]() 一御田神社 |
![]() 横にある花山稲荷 |