いざ、王滝 MTB100km SDA(セルフディスカバリーアドベンチャー)!

☆その2 2008年9月  ☆その1 2005年10月

この大会、木曽の王滝村の未舗装林道約
100km、累積登坂標高2,200m超を、パンクなどの修理キット、食糧などを各自責任もって持参し、走破というもの。
 2005年10月にスペシャルとして100kmレースに初めて参加し、そして2008年9月、2度目の挑戦をしました。
 ワンウェイの未舗装林道100kmの大会を開催した王滝村、国有林管理者、大会関係者の皆さんに大感謝です。
(マップ・写真はLiLiSuk・powersportさんから頂きました。)




コースプロフィール

ご覧のとおりのアップダウンの連続コース。
100kmを横軸にぎゅっと縮めているため、一見、無茶なアップダウンにみえますが、実際はもちろんそんなことはありません。



その2 2008年9月14日(日)

 3年ぶり2度目の参加となった今回、年は重ねいよいよ50才寸前!参加者名簿を見ると、ランニング大会と違って、平均年齢は若くて30才台が中心となり、ボクは完全におじさん状態。


2度目参加の感想は、

1. 走ってみると、やっぱり満足感あふれる100kmレース。でも、前回よりタイムが悪いのは納得いかん。もう一回。
 練習不足は明らかなので、かなり抑えながら走ったが、もう少し頑張ってもよかったかも。

2. 天気が悪かったら参加を止めよう(ちょっと期待していた?)と思っていたが、天気にも恵まれ御嶽山の雄大さは必見。今回は携帯のカメラで何箇所かでパチリ。

3. やっぱりガラガラの未舗装林道の下りは怖い。以前にもましてスピードダウンで抜かれまくり。タイヤの3気圧はやはり入れすぎか。跳ねる跳ねる。パンクはしなかったが。

4. 体力低下は隠せず。登りで3回も転倒。ビンディングペダルを外すいとまもなく、踏ん張れずにみっともなくもこけてしまった。下りが弱いのだから登りで頑張れるよう、体力アップ(維持)が課題。

【左:コース途中からの素晴らしい御嶽山】

5. 多くのバイクはフルサスで、ディスクブレーキを装着。一方、ボクの10年愛用のルイガノは前輪のみサスのvブレーキ。これはやはりハンデ。いいのが欲しいが先立つものが…。

結果は、8時間と43秒(3年前より5分も遅い。悔しい!)エントリー945名、完走者594名中の311番でした。

☆参考資料
食糧:ウィーダーゼリー×3(残0)、パワージェル×1(残1)、一口大福もち×6(残4.5)、アミノバイタル顆粒(残2)×3、CCDボトル500ml,750ml、CCD粉末2.5袋(残0、ただしボトル内に500ml残)
予備チューブ×3(残3)、修理キット、携帯ポンプ、携帯電話(カメラ利用)、コンタクトケース、メガネ、コースマップなど

休憩:6回(うち腰下ろし休憩1回)

【スタート前日】
 今回は単独参加でもあり、滋賀からR21号経由で、土岐IC〜中津川ICを高速利用し、19号で木曽福島から王滝村に4時間余りかかって到着。すでに前夜祭は始まりビールはテーブル上にもうない…。
 チームCW−Xのメンバーからのアドバイスは、
@いきなり参加見込み900名のうち3割の完走は無理というきつい一言。
A1時間ごとに腹減ってなくてもパワージェルを補給。
Bダブルトラックの林道でも、走れるコースは限られ狭い。無理しないこと。
C前のバイカーのすぐ後につかない。浮石などが避けられない。
Dボトルゲージからのボトル落下が多い。ゲージを予め曲げておいた方がいい。
 ふむふむ。早速、車に戻ってゲージを少し曲げた。
ビールと焼酎飲んで、9時ごろに就寝。深夜に続々と車が到着し、クラクションを鳴らす非常識な輩もいたが、まあまあ寝られた。

【スタートまで】
 午前4時に起床。トイレに行くと既にスタート地点手前には多くのバイクが順番に並べられている。ボクもバイクをおいて、それからカップラーメンとおにぎり2個の朝食。アミノバイタルプロを飲み、寒そうなのでアームカバーをして戦闘準備完了。

【スタート〜チェックポイント1】
 午前6時、神主さんと参加者で御岳の神さんにお祈りし、さあ一斉にスタート!
林道入口まで5.5kmのパレードランのあと、いよいよ未舗装林道コースへ。前回の2倍の申込者もあり混雑。幅のある林道だが幾分荒れた道は走れるコースは狭く、やむなく一列に進む。いらいらいら。


《20km地点辺りから望む御嶽山》

スタートから1時間45分で、大きな沢を渡る橋に。ここから右手奥に御嶽山がドーンと。素晴らしい。携帯カメラで写真とり、ウィーダーゼリーを半分摂取して、先に進む。そして、36km地点のチェックポイント1へ。時間は3時間6分27秒。前回とほぼ同じとなった。CCDを溶かして水分を補給じ、ウィーダー半分とって、すぐに出発。

【チェックポイント1〜同2】
 CP1からなだらかに登ると、前回も怖かったガラガラの急な下り。前回からこんなコース乗ったことなく、年もいったので、前回にも増してこわごわ下る。後からゴンゴン、多くの自転車野郎が抜いていく。
 特に3気圧のタイヤは跳ね過ぎで怖い。もう少し低くすべき? パンクはしなかったけれど。

(後日雑誌で読んだCW−Xメンバーのアドバイスでは)体重64kgまでで、チューブドの場合、26×2.1のタイヤなら2.5気圧が適当と記載。

 三浦貯水池も間近になると、路面も安定し、林の中を気持ちよく飛ばせる。ここが一番快適! 50kmを4時間5分で通過。これも前回とほぼ同タイム。

 三浦貯水池を大きく回りこんで、いよいよCP2に通じるガラガラのダラダラの坂道に取り掛かる。数人が縦に並んで、時速6km前後であえいで行く。もう少しスピードアップしようと色気を出して、途中、無理して荒れたコースに入って抜きにかかったものの、バランス崩しビンディングペダルも外ずすまもなく見事に転倒。「大丈夫ですか?」と暖かい声を抜こうとした人達からいただいた。「はい、大丈夫です。」足を少し擦りむいた。あ〜ぁ、カッコ悪! 心も少し擦りむいた。

 

《明るく開けたチェックポイント2》

 長々と登って、下りがあらわれるとCP2も近い。やはり慎重に下り、CP2へも前回とほぼ同タイムで着。

【チェックポイント2〜ゴール】
 ウィーダー半分とアミノバイタル顆粒を摂取し、ボトルにCCDを補給して腰を下ろすことなく、前方にあたかも果てなく登りが続くかのような、コースに漕ぎ出す。

 30分ほど頑張ってこぐと冒頭の写真のように御岳さんが美しく望める。
思わず、止まって携帯のカメラでパチリ。
 1,640mのこのコースの最高点を過ぎ、一旦下って少し登ると、いよいよ長い長いCP3への長い長いガラガラの下り。ここがまた登りと同様に、ボクにはシンドイ。でも、ハンドルをとられないように慎重になりつつも、MTBの性能を信じてガンガン下っていく。やっぱり、マウンテンバイクはこういう乗り方ができるからこそのマウンテンバイク。他には真似のできない楽しくも、真剣に遊ばせてくれます。

 長い下りの終る地点がCP3。前回同様にここは通過し、標高差200mの登りに取りかかる。ペースはあがらず登り切った時は今日一番のえらさだった。初めて腰を下ろし一口大福一つと、ウィーダー3つ目を飲み干した。さあ、ここからは少し下って少し登ると、ゴールの氷ケ瀬への大下り。ここまで来て下りではコケてられない。(実は、ここまで登りで3回こけ、あちこち擦りむきました。)
でも、やっぱり最後まで下りでは、前回ほども飛ばすことはできませんでした。それはCP3〜ゴールのラップの差を見ればわかる。

 そして、ゴール。8時間、約100km走りきった満足感は、何ともいいもんです。

 が、ゴールの電光板を見ると8時間0分と○○秒。あっ、前より遅い。これで、50代になっても、走らんならんことに、なったようです。

総合記録 順位 CP1LAP CP1順位 CP1-2LAP CP1-2順位 CP2-3LAP CP2-3順位 CP3-GLAP CP3-G順位
今回 8:00:43 311 3:06:27 346 2:18:51 270 1:21:51 329 1:13:34 362
前回 7:55:37 107 3:06:07 114 2:20:13 104 1:20:37 105 1:08:40 99



その1 2005年10月30日(日)


 大会初参加の感想は次のとおりです。


・天候に恵まれ、紅葉と、御嶽山などの雄大な光景も楽しめた。思ったよりも長くは感じなかった。 こんなコース設定の大会を運営・協力いただいた皆さんに大感謝。


MTBの魅力を思い存分に感じたいなら、是非この大会!保証します。真剣に遊ぶ楽しみや喜び、充 実感、目標への苦しみ、自分の体力の無さへの哀しみ、怒りなど、いろんなものが凝縮してます。


・最初の標高差600mの登りは想定範囲内で路面も問題ないが、特に60kmあたりから70kmまでの登りは 精神的にもタフ。後半の林道は予想以上にガレた路面が続き、下りも飛ばせず、苦労した。

・幸いパンクなどのトラブルなしでよかった。高めの3気圧と慎重な怖々の下りが功を奏したか。


・ボクの場合、下りでは飛ばせず、今回の7時間55分37秒のタイム短縮のためにはやはり登りの頑張りしかないようだ。日頃のトレーニングがものを言う。

・レース中は腰と首周りと手首の痛みがあったが、幸い支障が出るほどではなかった。一番心配していたお尻の痛みはなぜか全然なかった。


10年前の四万十川マラソン100kmに比べ自転車での疲労は少なく、翌日も足がぜんぜん張らなかった。初参加でコースマップも忘れたので自重自重で行ったが、もう少し頑張れたかもしれない。途  中で摂取したアミノ酸のお陰かもしれないが。

・このコースはフルサスのMTBが確かにメリットはありそうだが、前輪のみサスのハードテールでも  シンドイがいけた。ディスクブレーキでなくVブレーキであったが好天のお陰もあって大丈夫だっ  た。でも、ディスクが安心、ほしいなぁ。

・コンタクトレンズのずれには要注意

・予備チューブは3本、食料はおにぎり3つ(残1)、ヴィーダーインゼリー1、アミノバイタルス  ーパースポーツゼリー2、パワージェル1(残1)、ドリンクはバーム500ml1(ペットボトル)  、CCD500ml(ボトル)で、粉末でCCD500ml用1、アミノバイタル500ml用1(残1)、顆粒の  アミノバイタルプロ4(残2)以上でした。

コースから望む木曽の御岳。

前日の雨が意外になかなか上がらず、心配でしたが、当日はこのように見事に晴れ上がり、ボクたちの頑張りを見守っていてくれるようでした。

 主催者のHP(http://powersports.co.jp/sda/sdatop.htm)の記録によると、参加エントリー378名、出走者331名、完走者226名だったそうで、来年への発奮材料として、1位との比較表を敢えて掲載(レベルが違いすぎて逆効果か)。
 心に秘めたとわの目標は、内緒です。

順位 総合記録 CP1LAP CP1順位 CP1-2LAP CP1-2順位 CP2-3LAP CP2-3順位 CP3-GLAP CP3-G順位
1 5:25:33 2:16:12 1 1:31:20 2 0:49:37 1 0:48:24 1
107 7:55:37 3:06:07 114 2:20:13 104 1:20:37 105 1:08:40 99


【あとは自分の記録用なので時間があればどうぞ】


【スタートまで】

9月の大会に出場したメンバーに情報を教えてもらいながら、いよいよ、迎えた本番。前日にトライアスリートである先輩のみやけ氏と王滝村に入り受付を済ませ、MTBの最後のチェック。空気圧をパンクを避けたるため前後3気圧にし、ペダル交換、ナンバー装着し準備OK。

1830分からの前夜祭ではこ寒い中、ビールとオードブルをいただきながら、村の財政的窮状を訴えながらも、この大自然を活かしたMTB国際大会を夢見る村長さんの歓迎あいさつの後、スポンサーからのグッズを商品に、「最初はグー!」ジャンケンゲームとなかなか楽しませていただきました。ジャンケンの弱さは痛感しましたが、ここで運を使い果たしては元も子もないと、自分に言いきかす。

車に戻り明日の健闘を誓いとノートラブルを祈ってもう少し飲み、2130分に就寝。

まだ、暗いころから続々と当日受付の参加者が来場する。430分に起床し、バタバタと準備。この日のために購入したアームウォーマー、レッグウォーマーをつけ、カッパの上を羽織って、予めMTBをスタート位置に並べ、お腹にはおにぎり2個、スープ、仕上げにヴィーダーインゼリーを流し込みます。ザックに修理キット、食糧などを詰め、戦闘準備完了。


【スタート〜CP1(36km地点)】

参加者名簿には500名余の名前があったが、実際の参加エントリーは378名程度の様子。まだ、十分に明るくない午前6時一斉にスタート。号砲後30秒ほどでスタートラインを通過でき、これはラッキー。最初の5.5kmほどは先導の車の後をMTB軍団がパレードラン的に標高差300mをゆっくり坂を登っていきます。途中で村の人たちが早朝から応援してくれてとてもうれしいです。



先導車に引っ張られるMTB軍団

 330名余りがゆっくりと林道を登っていきます。
 この先で、未舗装になった林道から先導車が離れ、それぞれ力に応じてペダルを漕いでいきます。

 先導が離れ未舗装林道に進むと、これからがセルフディスカバリーアドベンチャー。各自、替えチューブ数本、携帯ポンプ、工具、食糧、ドリンクをもって、これから約90km先のゴールを目指しグレートレースの始まりです。


コース序盤の林道の登り

 木々が鮮やかに紅葉し、10月末ならではのコースデコレーションに感動です。
 でも、あんまり、紅葉狩りはしていられません。
先を急がなくっちゃ!

 ここから12km地点まではさらに標高差350mを登る最初の苦行。すでにパンクの人もでかけて、パンクは御勘弁を思っていたら、思ってもいなかったトラブルが発生。「コンタクトレンズがずれた!」。登りで暑くなったため、カッパを脱ぐ際に、突然、右目のコンタクトレンズがずれた。「こんな時に、やめてよぉ。」道路脇で必死にレンズを戻そうとするものの、なかなか眼球の中央に戻ってこない。コンタクトレンズ装着の人しかわからないもどかしさです。ケースの鏡を見ながら指で何とかし、結局、5分以上のロス兼休憩となったでしょうか、何とか視界がはっきり戻って、戦闘再開。

標高1,550mから下って登って、1,300mの砂防堤へガレガレの道をパンクを恐れながら下ると、ここで木曽の盟主、御嶽山がドーンと視界に入った。素晴らしい光景です。まだ、22km地点あたりで、チェックポイント(CP)1は36km地点。まだまだ先。だらだらと200m登って150m下って、そしてまた200m登って、この登りが意外に長く感じました。そして「減速」の看板が目に入り、ようやく着いた。CP1。時間は午前97分。制限時間は10時なので十分余裕があり、一安心。休憩中に「ここから先はアップダウンも少ないですよ。」という声が聞こえた。コースの標高差を記したマップを持ってくるのを忘れたボクは単純に「そうか。うれしいなぁ。」と思ったのは結果としてとても甘かったです。ともかく木立の中の広場で、ヴィーダーゼリー1、アミノバイタル・スーパースポーツゼリー1を流し込み、水を補給して、早々に出発。まだ、先は長いんだもの。

【CP1〜CP2(67km)】

しばらくは、色づいた木々の中をゆるく登ってCP2(67km地点)を目指す。ここから約50km地点にある三浦貯水池までは、下り基調でどんどん行け、気分もますます高揚してきます。「このコースは最高や!」と口から余裕の言葉も漏れる。コース中にあるわずかな平坦コースの貯水池周りを進むと、50km地点の看板が見え、スピードアップし通過。もう、半分か。意外に早い感じでした。午前102分で所要時間4時間です。単純に計算すると、ここはスタート地点からはかなり標高は高い1,300m)し、お尻も痛くないし、トラブルなければ残り半分で4時間はかからない、とすると内に秘めた目標の8時間は余裕で切れそう、フ、フ、フッ。これまた、初参加の甘さでした。

 このコース、前半と後半でその様相を一変させます。前半は木立の中の林道で路面も土の部分も多い。一方、後半は植林帯の尾根をゴリゴリと重機で削って作った林道で、路面も岩がゴロゴロして登りも下りもタフなコースです。

60km地点手前から再び登りに。ここから70km地点まで約350m登るんですが、ここが難関。斜度はさほどないんですが、ガラガラ路面で、一向にスピードが上がらずメーターは時速7km、あるいはそれ以下にも。尾根をグルッと登っていくと、その先の尾根に登りの林道が続いている。体力的にはともかく精神的にたまらず、ちょっと空腹を感じたのでCP2の手前で休憩。おにぎり半分と、経験者の記録で「これは効果的!」と書いてあったアミノバイタルプロの顆粒を飲みます。ここまでくると、参加者もばらつき5分程度の休憩でもその間に抜いていく人は4、5人くらいか。

 そして再度、MTBにまたがり登って、ガレた道を飛ばせずに下るとようやくCP2。この先も下り基調かなと行く手を望むと、おおーッ、谷を挟んだ向かいの尾根を巻いて延々と登る林道が続いているではないか。

【CP2〜CP3(83km)】

 あんまりここのCPでは休めないなぁ、と休憩もそこそこに(おにぎり半分、スーパースポーツゼリー1)、周囲の景色を楽しむことなく、前輪のほんの先に視線をやりながらペダルを回転していくと、このコース一番しんどかった登りもようやく最高点標高
1,640mで終った。予想以上に時間がかかりサブ8時間という目標も難しくなってきた。


 でも、ここから標高1,200mのCP3下りだぁ、と期待するも、登りと同様に下りもガラガラで、法面から落石がころがる道が続く。落車しないようにオーバースピードにならないようにゆっくり飛ばす。
 ゴンゴンと振動が体に響く。腰や首まわりが痛く、腕が張ってきました。
 でも、早い人はここを飛ぶように下りすぐに視界から消えてしまう。そして、
83km地点のCP3が見えるも、最後はいい感じで下って来れたので、そのまま通過し、一気にゴールを目指すでぇ。

【CP3〜ゴール】

CP3からすぐに登りになり、これさえ登ればとこぐが意外に長く感じ、途中でおにぎり半分の休憩。2つ目のコンビニおにぎりを食べ終え、水分補給し、戦闘再開。一旦少し下ったあと、まだあったのと本当の最後の登りを駆け(?)上がりCP3から標高差320mを登りきって、いよいよ標高差550mのロングダウンヒル。
 幸いにもここからは、路面もこれまでのようにはガレも少なく、ボクでも結構飛ばしていきます。こんな道をゴンゴンと飛ばせるマウンテンバイクの性能の素晴らしさに感動します。でも、調子に乗ると、路肩から左の谷に飛び込んでしまいそうで、慎重さは忘れずに。結局、このコースでの最高速度は時速
46.7kmで、意外に出たなぁと思ってたら、後で参加者のHP見たら時速54km超とあり、まだまだレベルが違う。斜度もゆるみ、安心してペダルを猛回転させると、放送の声が聞こえてきた。

午後2時前、ゴールです。スタートから約95km7時間と55分(1位は5時間20数分。2時間半以上の差がある。どんなレースぶりなのか是非見てみたい。)。平均時速12km。素晴らしい大会でした。こんな長く自転車に乗って、かつ、思いっきり真剣に遊んだのも、初めてでした。最低完走、できたら8時間を切るという目標もクリアし達成感が沸いてきました。

 しばらくゴールで完走の余韻に浸りながら3つ目のおにぎりをパクついて、ぼーっとしてましたが、そのうち寒くなってきたので、自走でスタート地点の公園まで3.5kmMTBで戻りました。

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