晩夏から初秋の山室湿原

−いろいろと花々が移り変わった山室湿原も秋を迎えました−

探訪日:2013年8月31日、9月14日、9月28日、10月14日

 今年その魅力にふれ、足繁く通った山室湿原。晩夏から初秋の花をご紹介します。
まずはサギソウの残り花からスタート。

サギソウとミカヅキグサ(8/31)

 ついで、サワシロギク。花も終盤になると赤みが出てきます。

サワシロギク(左:8/31,だんだん赤みが:右10/14)
ミズギク(8/31)

 この季節で一番、湿原広く咲き乱れるのは、サワギキョウ!高原の湿原を代表する花の一つと言われるようです。ここ山室湿原は決して高原ではないけれど。その植生の豊かさの証拠でしょうか。

8/31 9/14
群落(9/28 一番咲いてました) イトトンボの仲間?

最後は。キセルアザミとスイランです。
キセルアザミは、頭花がうなだれて咲く姿から、この名となったようです。
スイランは、どのような蘭の花かと思っていたら、ご覧のとおりニガナのような花の形で、葉が蘭のように細長いことから、この名となったようです。

キセルアザミ(9/14)
スイラン(10/14)

 今シーズンの山室湿原探訪はこれにて終わりです。
来シーズン、早春からスタートします。

ホーム 山室湿原の自然