大暑から立秋の頃、山東の湿原

−7月中旬と8月上旬の盛夏の頃、次は何が咲くのかな−

探訪日:2013年7月13日および8月9日

まずは小暑が過ぎた7月13日に湿原を訪ねました。
ノギランが盛りになってました。

ノギラン(芒蘭) たくさんの花が密生してます
穂の形からキツネノオ(狐の尾)とも言うらしい 根生した葉の中心から茎を30〜50cm程度伸ばす
水の流れのあるところには、ヒツジグサ(未草)が咲き始め。未の刻(午後2時頃)に開花することに由来。実際はもっと早く開きます。
湿原の池にはカワムツが泳いでました。  カワムツの生息する湿原の池

 そして、暦の上では立秋を過ぎた8月9日。サギソウが湿原のあちこちにたくさん咲いてました。ヒツジグサの花もまだありました。

白鷺が羽を広げた形からその名もサギソウ。花の下に緑の細長い距が垂れ下がっている。
この時期、何羽も飛んでます。 花の下の唇弁は3つに切れ込み、サギの形に。
サワギボウシ(葉がすごく細い)

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