小暑の頃、山東の湿原

−7月に入り、ノギランはもう咲いているかな−

探訪日:2013年7月6日

小暑の7月7日頃、湿原の花も先週のトンボソウから移り変わっているでしょうか。今回はノギラン(芒蘭)を探しに。これまでから地面に根生した大振りな葉が倒披針形に広がって、その中心から花茎を伸ばしてきていたので、もうすぐか。

まず、お出迎えは今回もハッチョウトンボ。左はオスで、右がメスです。
ついで、今回もカキランが盛りは過ぎたとはいえ、本当に湿原のあちこちに咲いてます。
コバノトンボソウは、花期が短く、もう最頂部の一輪が咲いているだけでした。

ハッチョウトンボ オス せわしなく羽を動かします ハッチョウトンボ メス 地味ですが落ち着いた感じ
カキラン まだまだきれいです。 この湿原はカキラン、一杯!

 そして、ノギラン、一株だけ最下部の2輪が咲いてました。
この花の近くにはたくさんのノギランの株があって、蕾をつけ、これからが楽しみです。

まだ早く、小さな花2輪だけでした。 高さは30cm程度で全体を写しにくいです。
ミカヅキグサ 水の中からたくさんの花穂を出してました。 花の穂先から、さらに小さな何かを出している

この湿原は地元の人たちや小学生に大切に守られています。

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