 |
別山乗越からの剣岳、剣沢 ５年ぶりの大窓越え。今年は雪解けが早く連休中に企画した。室堂からは室堂山荘まで行き浄土川沿いに斜滑降で一気に雷鳥沢到着。 ここから標高差５００ｍの別山乗越へつぼ足で大汗をかき、そして目の前には剣岳の岩峰、広大な剣沢。 ここからの剣沢前半は最高に快適にターンが刻めた。また行きたい平蔵谷、長次郎谷を眺めながら滑るが、後半部は陽気のため滑りが悪い。 真砂谷出合から二股へも雪がつながる。ここから本日の幕営地の池の平まで約５００ｍの登り返し。 |
 |
池ノ平山手前からの裏剣 前回あった池の平小屋はこのときはたたまれているのかなかった。ここで、テント設営し、池ノ平山への標高差５００ｍの登りに再度気合を入れなおす。ほんとに木もなく真っ白な山。左手に剣を望みながら山頂へ。 まさに絶景が広がっていた。時間を忘れ至福の時をすごし、過ぎた。帰りは気温も下がり滑りにくい雪にちょっと苦労した。 |
 |
早朝の池ノ平山と我がテント 今日は大窓を越えるだけなので朝はゆっくり。快晴でもあり写真撮影をして過ごす。真っ白な池ノ平山、裏剣の岩峰など、あきさせない。 |
 |
大窓出合からの小黒部谷上部 出だしはちょっと急だが、とても滑りやすい小黒部谷。気持ちよく滑りあっという間に大窓出合に。 振り返ると、上部に後続組が見えてきた。 |
 |
大窓出合からの大窓 さあ、最後の約６５０ｍの登り。頑張りましょう。途中からつぼ足に変え鞍部の雪庇は前回は中央の割れ目から越えたが、今回は右から大きく回りこみ、鞍部上部に出て少し降りた。 大窓からの展望も鹿島槍が正面に望め文句なし。後続の地元のパーティーに馬場島から車に乗せてあげるといっていただき、助かった。 |
 |
白萩川から見上げる大窓雪渓 大窓から標高差１２００ｍの滑降に移る。広い中斜面を快適に滑り、雪渓下部中央の支尾根の左斜面の雪が切れる手前で、右斜面に移り、デブリを横滑りも交えながらクリアし、西仙人谷出合あたりでようやく落ち着く。 あとはのんびり滑り、何箇所も水流が見られたが、２度ばかりちょっとスキーを脱いだものの、取水口まで滑っていけた。 コースタイム 室堂７：４５−別山乗越９：５１／１０：２０−二股１１：１５：５１−池の平１３：４３／１４：２５−池ノ平山１５：４３／１６：４０−池の平１７：１０ 池の平７：５０−大窓出合８：０３／２２−大窓１０：３５／１１：４３−取水口１２：３５／１３：００−馬場島１３：４０ |