国見林道から虎子山
−崩壊した国見林道から虎子山へ−

2003年8月24日(日) 天候:晴れ
メンバー:単独
コースタイム:林道入口13:11−林道崩壊地点14:02/09−国見峠14:19/22−虎子山手前15:12−国見峠15:48/58−林道入口16:38
2万5千図:美束

国見林道
 
 さて、今回の国見林道は、他のいわゆる「林道」に比べるとそんなにシンドクありません。写真のように緩やかに伊吹北尾根、国見峠に向かいます。いい感じでしょ。
オオイタヤメイゲツの森を通って。

 峠から15分急登を笹をかき分けながらMTBを担いで汗かくと、オオイタヤメイゲツが緑の葉っぱを繁らせています。傾斜もようやくなだらかになりました。
 でも、やっぱり予想どおりこの時期は笹が大いに茂って大変です。この写真はちょっと笹がマシになったオオイタヤメイゲツと杉の植林帯のわずかな狭間で取ったものです。登山道の大半は笹が元気に繁っています。
ピーク手前のコブから国見岳

 オオイタヤメイゲツの樹林からブナも混じった林となり、それを抜けると、背丈を越える笹をかき分け1,180mのコブに。そこから一旦下り、さらに強烈な藪こぎとなり、MTBにちょっと待っててね、といって次のピークに着くも、行く手はそれ以上の藪こぎの様子でここで引き返しました。
 写真は最初の1,180mコブあたりからの国見岳電波塔です。虎子山1,183mピークはもうちょい藪をこいだ先のようです。
たくさんの引っかき傷のついたブナ

 戻りは最初の1,180mコブからは傾斜は緩やかですが、なにせ登山道が背丈近い(超える)笹に覆われているものですから、約3割くらいの乗車でしょうか。最後の急坂は乗らずに下りました。
 写真は標高1,000mあたりに見られたブナですが、やたらにツメのひっかき傷が気になりました。やっぱり、熊さん?あなたですか?熊鈴リンリン聞こえてますか?ここに、人がいまーす。
 この山、この時期はやっぱりつらいです。簡単に(?)楽しもうと思うと秋から春にかけてですね、いいのは。でも、積雪期は経験者の同行がもちろん必要ですね。
 峠からの下りは次第に雷の音も聞こえ出し、急いで林道を駆け下りました。
 家に帰ってすぐに大粒の雨が降り出しました。ああ、よかった。ふぅ。

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