グリムMTBフェスティバル2004 

 色々ありまして、3年ぶりとなったMTBレース。
今回、参加させてもらったのは「グリムMTBフェスティバル2004」、4人(別に2人でもいいんですが)で4時間走りまくる耐久レースです。
 

 日 時:2004年9月5日(日)  スタート:9時40分 
 場 所:滋賀県日野町綿向山山麓グリム冒険の森特設コース
 参加チーム:登録110チーム

さあ、一斉にスタート。

 110チームの参加で、とってもにぎやかな大会です。
 コースは、グリム冒険の森のキャンプ場から、鈴鹿連峰の綿向山の麓に作られた森の中のコースです。一周4.4kmで、シングルトラック、ダブルトラック、木の階段、林道、沢の横断等々、変化があります。

 スタートは登録順のようですので、早めに申し込んだ方がお得みたいですね。(写真提供:Fさん、以下ほとんど同じ)

 思い起こせば…、
 2001年大会の時は、個人で1時間耐久に出て、4周回り、もう少しで5周目というところで、制限時間に引っ掛りました。あのころは、元気でした。

 110チームもあると、とんでもなく速いチームからのんびりモードで楽しむチーム、10代から最年長57歳(知っている人でしたが…。)までそれぞれ、楽しみ、苦しみ、精一杯、いや、思い思いのペースでペダルを踏んでいました。見ているだけでも楽しめます。

  大会当日は、晴れ男の面目躍如で雨の天気予報をぶっ飛ばし、薄日も差すいい天気となりましたが、いかんせん、前日の雨で土の道主体のコースはあちこちでぬかるみ、自転車も、体も泥だらけです。

 急坂をスピード出したり、ぬかるんだ狭いシングルトラックを駆け抜けたり、木の階段をゴン、ゴン、ゴンッと乗ったまま突っ込んだりと、久しぶりに緊張感を持って真剣に遊ぶことができました。

 久しぶりの大会でもあり、一周目は要領もよみがえらないまま無茶してぬかるんだ急坂に突っ込み、ビンディングペダル(スピードを上げるためにシューズをカチッと固定できるペダルです。)がうまく外れず転倒(2回)したり、ギアチェンジのワイヤの整備不良でチェーンが外れたり(これまた2回)と、ボロボロになってピットに戻ってきました。

 もう、走れん、というのが1回目の交代後の素直な感想でした。こんなはずでは…。

 もう無理せんとこっと。
 2周目では、とても登れない坂は早めにペダルを外して押すなどして行くと、タイムは短縮して意外に疲れず、学習効果がいよいよ現われてきた3周目が一番早く戻ってこれました。

ピットでの交代風景(仲間の2チーム合同ピットです)

 リストバンドでリレーしていきます。一周4.4kmで全力を出し切り、次の走者に託します。

 しんどいけれど、充実感一杯の一日でした。
 
 今年は長らく続いた自転車ツーキニストから自動車+電車通勤者に変身し、休みの日も、伊吹の花めぐりに集中してMTB山行は全然できてなかったですが、やっぱり、自転車はいいなぁ。

 
 

 

 レースは、ボクの分まで他のメンバーが頑張って28位でゴールできました。
1周目から最終14周目までのそれぞれの通過順位は次のとおりでした。「おお、素晴らしい!」 着実に順位を上げていたのでした。
 この調子で計算すると、あと50周もあればベストテンに入れた? ハッハッハ!

周回数 10 11 12 13 14
 順位 61 54 44 44 38 38 37 35 33 33 33 31 28 28

 笑っている場合ではない。冷静に考えると、あまり差のついていない4周回目あたりまでで、どこまで順位を上げられるかが、ポイントの一つでしょう。
 とすると、1周目100番スタートながら一気に61位まできたO氏は素晴らしい、続く2周目F氏は全体110チームの中で半分よりも前に順位を上げて更に勢いをつけ、3周目のチーム最年長Mさんは、何とこれまたごぼう抜き。
 さあ、このまま突っ走れ!っと、リストバンドを受け継いだボクが(転倒+チェーン外れ)×2で、順位維持が精一杯とペースダウン。ここでしたね、問題は。

 「何事も、無理(無茶)したらあかん。」ということ学びました。ハイ。

 レース後、世界でも活躍する水谷さん(滋賀県出身)の素晴らしいバイクトライアルや大抽選会(何とボクらの2チームから1人が自転車を、もう1人がタイヤをゲットしました。)もあり、本当にいい大会でした。

 閉会を待っていたかのように、ポツポツと雨が降り出してきました。

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