白山 市ノ瀬〜御前峰

その2 周回コース予定が御前峰往復に…

甚の助小屋からの別山

 2012年のGW連休後半の天候は極めて不安定。北アルプスでは気象急変による山岳遭難も相次いだ。
 本来の計画は、薬師岳太郎小屋で1泊の予定だったが変更し、白山の大汝山〜白山釈迦岳周回コースとしました。が、天候などいろいろあって、御前峰往復となりました。

日 時:2012年5月5日  天 候:晴れのち曇 上部はガス、強風
メンバー:やまもりさん、みやけさん、たかはし
コース:市ノ瀬−別当出合−観光新道・林道−中飯場−甚の助小屋−エコーライン−室堂−御前峰(往復)

甚の助小屋に到着。加越国境の山が白い。 甚の助の上部にはまだまだ残雪豊富
弥陀ヶ原 次第にホワイトアウトに 1,950mあたりのカンバ帯で

 市ノ瀬からスキーを担いで1時間20分で別当出合。ここで、ダメでした。骨組みだけになった釣り橋をよく渡りませんでした、ボクが。高いところがホントに嫌いなんです。メンバーも「ここでまっとれ!」とは言わず、やさしいので、最初は観光新道と林道を経由したコースへに変更に同意いただく。
 ここで、大いにタイムロスして、ぐるっと林道をとおって別当谷を渡り(林道の橋は外され、辛うじて雪がつながっていたため渡れました。)、中飯場から気を取り直して登りだす。甚の助小屋からの別山や大長山などが青空の下、美しい。

 エコーラインコースで弥陀ヶ原に登ると、だんだんとガスが出てきた。大汝山へ向かう2,600m辺りではすっかりホワイトアウト。風も強く、白山釈迦岳への周回コースは諦めました。空身で御前峰を目指すも強風で直下で断念。
 標高2,600mからのスキーも最初ははぐれないように3人がひっついて、慎重に。エコーラインへの入口もわかりにくく、GPSでルート確認。甚の助上部からは、ようやくガスもはれ、気持ちよくスキーを滑らす。中飯場からは、ゴメンナサイと、林道経由で別当出合へ。帰りはスキーが滑り意外に早かったです。
 別当出合からは、林道をコゴミや蕗を取りながら、市ノ瀬へ。白峰で総湯にゆっくりつかって、反省しきりでした。

その1

日 時:2000年4月30日(日)  天候:晴れのち曇り夕方小雨
メンバー:谷内さん、中野さんご夫婦、太田さん、三木さん、尾畑さん、三宅さん、たかはし

室堂から御前峰
 こんな残雪豊富な白山もはじめて。市ノ瀬から15分ほどでスキーに履き替え、別当出合では1.5m位の残雪。沢のつり橋は板がはずされ無茶苦茶怖い。
  甚ノ助小屋は完全に雪に埋まり、いったいどこにあるのやら。エコーラインコースをジグザグにシールを効かせ、弥陀ガ原へ。室堂の社は写真のとおり。
 頂上直下はバリバリでスキーアイゼンがよく効く。
市ノ瀬6:15−別当出合8:00/30−甚ノ助小屋10:42/11:10−室堂12:44/13:10

ピークはご覧のとおり。

 1月位前の感じ。
 社殿や岩には壮大なえびのしっぽが着いていた。
強風のため写真撮影もそこそこにガリガリの斜面をすべる。つかれるーっ。

御前峰14:00/15−室堂14:35/15:10

真っ白の別山。

 室堂からは往路と同様にエコーラインを滑るも、斜面はつぼ足でぼこぼこになったまま堅くなり状態はよくない。
 甚ノ助小屋からは適度に雪も緩み、いつになく広がる斜面を快適にすべり、別当出合の吊橋まで滑り込み、小雨模様の中、市ノ瀬のほん近くまで林道にスキーを滑らせることができた。市ノ瀬から御前峰まで標高差1800m余りをほぼスキーで往復できた。

 16:10/18:00別当出合−19:00市ノ瀬



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