福満寺だより  令和7年12月22日

1週間ほど前から庭師さんが来てくれて、境内の木々が次々綺麗になって行きます。一番変わるのは、やはり「松の木」、手入れの行き届いた松はこんなに凛として美しいものなんだとウットリ見上げています。すっきりと新年が迎えられそうです。


1,  初勤行について

令和811日(木)午後1時から、本堂にて初勤行を行います。

お正月はご家族そろって迎えられる方も多いでしょうし、何かと予定が入っているかもしれません。もし、お時間が許すようなら寺へお出かけください。コロナ前には、けんちん汁を作っておもてなしをしたのですが、最近はお茶をお出しするくらいです。

ただ、みんなで、理趣経を1巻お唱えして、新しい年を迎えるのも良いものです。

お待ちしています。


2, お経勉強会について

1213日(土)は、枕草子の最後の講読になりました。

「春はあけぼの」、「うへにさぶらふ御猫は」、「にくきもの」、「中納言まゐり給ひて」「うつくしきもの」、「宮にはじめてまゐりたるころ」 

今年3月から読み始めた枕草子を総復習しました。清少納言という女性の鋭い感性が溢れています。中宮定子のサロンに集う貴族や女房たちの華やかな日常、それに天皇が大切に飼っておられた猫や、皇居の庭を走り回っていた犬たち、何もかも生き生きしていて、1000年も昔のこととは思われません。定子中宮も大納言伊周も、中納言隆家も、読者には、いつの間にか「よく知ってる人」になってしまうのです。

枕草子は「春はあけぼの」だけだと思っている人もいるようです。中学や高校の教科書に載っているのは、枕草子のほんの一部です。枕草子は平安時代の人々の暮らしぶりを余すことなく伝えてくれます。

「古典」を読む人が少なくなりました。こんなに面白いものなのに、残念でなりません。古典に興味のある方は、ぜひとも勉強会にご参加ください。

来年は「平家物語」です。かなり長編の平家物語を最初から読み直し、弘月が独断で数編を選び出して、読み易く打ち直し、文字を大きくして、テキストを作りますから、しばらくお時間をいただきます。

1月の勉強会はお休み、2月から始めようと思っていますのでお待ちください。


3、ご詠歌について

12月のご詠歌はお休みでした。

次は令和8121日(水)午後1時からです。

新しいご詠歌仲間が増えるといいのにと思っているのですが。


4,福満寺寄り道、わき道ウォーク



1126日(水)伊賀焼の窯元、永谷園へ出かけました。伊賀市の奥の奥、滋賀県との県境、丸柱という地域です。永谷園という大きな窯元を中心に、あちらこちらに、沢山の伊賀焼の窯元があります。JR伊賀上野の駅からタクシーで15分、料金は4500円ほど、参加者は10名だったので3台のタクシーを利用しました。タクシーを降りるとそこは別世界、これぞ山里という鄙びた風景が広がっています。杉山さんの案内で、昔話に出てくるような里に足を踏み入れました。まずは、16の部屋がある登り窯を見学、今は使われていませんが、これだけ大きな窯が残っているのはここだけだとのこと、すごいなあと圧倒されます。登り窯の横を通って少し上ると展望台があり、山里のほぼ全景が見渡せます。伊賀焼の歴史や信楽焼との関係や、伊賀という土地を守ってきた人々の話など、説明を聞きながら、楽しい時間を過ごし、登り窯の傍にある休憩所でお弁当を開きました。食後のコーヒーは大正館というカフェで。

500円のコインを入れると伊賀焼のカップにコーヒーが注がれ、そのカップはお持ち帰りできます。お店は無人で、500円のコインしか使えませんのでご注意ください。

その後は自由行動です。永谷園からもう少し上った所に中央窯という窯元があります。そのショウルームで素敵な作品を見つけました。伊賀焼というと緑色を思い浮かべますが、そこにあったのは目の覚めるような藍色のお皿やカップ、これがうちの特徴ですと窯元さんが誇らしげに説明してくださいました。綺麗ですねえ、と何度もつぶやきましたが、もう、身近な物を増やすことはできず、ただただ、目の保養で引き上げました。山里の所々に真っ赤な紅葉が残っていました。地面に広がるのは鮮やかな散紅葉、素敵なものを存分に見せてもらって、贅沢な一日になりました。

次のウォークは何時になるか、杉山さんの企画を楽しみに待ちましょう。


5 4ヶ寺合同のバス旅行

1210日(水)福井に出かけました。

7時過ぎ福満寺を出発、冬晴れの良い天気です。福満寺の参加者は12名と住職、バス全体では37名、ほぼほぼ満席に近い状態です。バスは芸濃ICから高速伊勢道に乗り、土山でいったん地道に下りて、八日市ICから名神高速、米原からは北陸自動車道、琵琶湖の東側を北上します。北へ向かうにつれて、青空が消え、どんよりしてきたと思ったら降り出しました。敦賀ICからは舞鶴若狭自動車道を西へ走って小浜ICで高速を下り、「箸匠せいわ」という箸屋さんで、お箸作りの体験をしました。お箸作りといっても、何層かに塗り重ねられたお箸の表面を削って、自分だけの模様を作るというだけの作業なのですが、思ったよりずっと難しかったです。小浜で作られたお箸が全国の7割くらいを占めるとのこと、知りませんでした。

箸屋の社長さんが、お箸の正しい使い方についてお話をしてくれました。印象に残ったことをお知らせしますね。

大皿に盛られたご馳走を取り分けるとき、取り箸があれば問題ないのですが、取り箸が無いときに、自分の箸を逆さまにして、御馳走を取るのはダメ、原則、お箸は手で持つ場所は汚れていると考えるのだそうです。

今日作った自分の箸を使い始めるのは来年の4日以降がよい。

お正月3ヶ日は「祝い箸」という柳の箸を使うこと、

柳の箸を使う理由は

柳は春一番に芽吹くおめでたい木、しなやかで折れにくい、邪気を払う性質がある。

祝箸は真ん中が太く、両端が細くなっている、これは、子孫繁栄を願う俵の形

細くなっている両端は、片方が神様、片方が人間がつかうもの、だから使う時には真ん中の太い部分を持って使うこと、

現代の小学生で正しい箸の持ち方ができるのは100人中9人だとか。

お箸にはお箸の奥深い世界があるんだなと思いました。

バスに戻って敦賀ICに引き返し、以前にも行ったことのある「日本海さかな街」という市場に到着。外はざんざん降りです。一人2000円のクーポン券をもらって、ここで昼食です。海鮮丼やお寿司やカニなどそれぞれにお腹を満たしました。市場をぶらぶらしながら買い物をして、この日の予定は無事終了です。福満寺に帰りついたのは午後5時半を回っていました。津は一滴の雨も降らなかったそうです。

今回はお寺参りがなかったので、参加者からはブーイング。

来年もこのバス旅を続ける予定で、色んなコースを検討中です。必ず、お寺か神社を組み込んで、手を合わせる機会を設けます。多分4月に第1回の旅が始まるでしょう。

楽しみにお待ちください。


6,瞑想について

瞑想の場所を提供し始めて一年が過ぎようとしています。

毎月来てくださる方もありますが、まだまだ軌道に乗ったとはいえません。

福満寺がこんなことをやってるよと興味のありそうな方に伝えてみてください。

色んな方が気軽に寺へ来てくださるように願っています。

お待ちしています。


7,令和8年に年忌の出ているお家




   令和8年行事予定

年間予定

11日(木)午後1時     初勤行

223日(月、祭)      醍醐寺仁王会(五大力さん)

317日(火)〜23日(月)  お彼岸

329日(日)午後1時    永代経法要

4月中             総代会

6月中             維持費徴収

77日(火)〜15日(水)  お盆棚経

724日(金)午後1時    地蔵会式

88日(土)〜15日(土)  8月盆棚経

920日(日)〜26日(土)  秋のお彼岸

4ヶ寺のバス旅行は、年に数回実施予定


毎月の予定

月初めの土曜日の午後    無縁仏供養

24日午前中        動物供養

2か第3の日曜日午後1時 お経勉強会

21日午後1時       ご詠歌練習会

不定期 原則月1回   寄り道わき道ウォーキング

瞑想  随時





お正月準備を終えた福満寺の境内です。

皆さま、どうぞ、良いお年を。


    南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛  合掌


詳しくは
寺へお尋ね下さい
電話059-228-7841


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