令和8年7月29日
東海地方は酷暑地帯になってしまったようです。桑名の40度超えには少し足りませんが、津も連日38度Cです。38度といえば、お布団に横たわってうんうん唸っている体温です。何かおかしい、納得できない日々が続きます。
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お経勉強会について
8月の勉強会はお休みです。
6月の勉強会で、準備していた平家物語を読み終えることができました。
9月の勉強会では、平安時代の終わりから、鎌倉時代の初めを生きた人々、西行、鴨長明、藤原俊成、藤原定家を取り上げて、お話をさせていただくつもりです。
10月から鴨長明の方丈記を読もうと思っています。
今はそのためのテキストを準備中です。しばらくお待ちください。
2 ご詠歌について
18日(火)午後5時から、津市の盆総供養として、仏教会館でのご詠歌奉詠が予定されています。
前日、17日(月)午後1時から、福満寺で、総供養にお唱えするご詠歌を練習しようと思います。猛暑日になるかもしれませんので、無理はなさらないでください。
出席できる方はご集合ください。
18日の午後5時過ぎに仏教会館へ来てくだされば、経本、鈴鉦、見台、椅子などは寺の方で準備しておきます。
とにかく、体調に気を付けて、お盆の総供養にご参加ください。
3、 4ヶ寺合同のバス旅行
8月の旅行はありません。
次回は9月9日(水)、10日(木)、1泊2日で、和歌山県の道成寺にお参りし、龍神温泉に宿泊、翌日高野山に参詣します。
日帰りのバス旅はほぼ満席になるのですが、1泊旅行は参加者が激減します。
興味をお持ちの方があれば、お誘いあわせいただいて、楽しい旅行に、沢山の方がご参加くださいますように。参加費はお1人33,000円です。
4、よりみち・わきみちウォークについて
6月は24日(水) 志摩市伊雑宮の御田植式の見学に出かけました。
御田植式、御田植祭は、寺社が主催して、田植えの時期に行われ、その年の五穀豊穣や無病息災を祈る行事です。香取神宮、住吉大社と伊雑宮の御田植え祭りが日本の三大御田植え祭りと呼ばれているようです。今はネットで各地の華やかな御田植え祭りを気軽に覗くことができますが、伊雑宮の御祭は最も素朴で、ほっこりできる行事ではないかなと思っています。
伊雑宮へは近鉄志摩線を利用します。志摩線は鳥羽と賢島を結ぶ路線です。賢島へは特急ならぴゅーっと一瞬で着いてしまいますが、実は小さな駅が沢山あります。以前に「てくてく三重四国」の巡拝をしていたことがありますが、鳥羽のお隣の中之郷駅で下車すると86番札所の金胎寺があり、船津駅で下車すると87番庫蔵寺があり、松尾駅で下車すると88番の青峯山正福寺があり、懐かしい思い出が一杯の路線です。
今回は志摩磯部の一つ手前の上之郷駅で下車、伊雑宮までは徒歩3分です。
今回の参加者は17名、立派な団体さんです。伊雑宮の隣に御田植式の行われる「磯部の御神田(おみた)」があり、見物客のためのテントが用意されています。「高齢者」と書かれた場所に17名全員が大きな顔をして陣取りました。
午前10時過ぎ、伊雑宮でお祓いを受けた早乙女、田道人、それに腹帯一つの男衆たちが登場しました。
御田植え神事は粛々と進められていきますが、見物人がわあーっと立ち上がるのは男衆による竹取神事です。5メートルを超える立派な竹を引き倒し、泥まみれの男たちが田んぼを走り回る姿は勇壮で爽快です。
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今年の御田植え式は終わってしまいましたが、次は来年の6月24日です。一見の価値があります。ぜひ出かけて見てください。
5,地蔵会式について
7月24日の地蔵会式、施餓鬼精霊供養、初盆の御霊の初送り、今年も無事に済ませることが出来ました。
連日の暑さで、参詣の皆さんは多分少なくなるだろうと予測していたのですが、見事に外れました。駐車場は一杯になる、椅子は足りなくなる、初盆の精霊を見送る遺族の方々は、宝塚からも、大阪からも、関東からも、炎天下を車を走らせて駆けつけてくださいました。
クーラーの無い本堂の暑さを少しでも凌げるようにと、小さな氷柱を何ヶ所かに準備しました。檀家さんが寄進して下さったマイナスイオンを出す扇風機も大活躍です。残念ながら、クーラーほどに、涼しくはなりませんでしたが、皆さんの忍耐と優しさに支えられて行事は滞りなく進められました。ただ、助法をお願いした地蔵院さんと密蔵院さんの負担は大きく、読経が終わった時に、施餓鬼作法が間に合わなかった方が何人か出てしまいました。申し訳ありません。行事の進行をもっとスムーズにできるように、工夫して、頑張ります。
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今年の初送り精霊各位
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会式の前にご詠歌奉詠 施餓鬼檀の前で精霊供養
地蔵会式が済んだ本堂は一気に寂しくなります。
夏はまだまだこれからですから、気を引き締めて乗り切らなくてはなりません。
お盆も全国的には8月が中心ですから、施餓鬼精霊供養もこれから色んなお寺で行われるはずです。
施餓鬼がどうしてお盆の時期に行われることが多いのか、以前にもお話ししましたが、お盆になっても帰る場所の無い精霊が、餓鬼になって悪さをすると考えられているからなのです。
引き取り手の無い無縁仏が毎年何十万体と出る世の中になりました。
最近ニュースに取り上げられる事件で、これは餓鬼の仕業じゃないかと思ってしまうことの、多いこと、多いこと。
自分とは何の関わりもない人を、顔を見たことのない人からのスマホの指示で簡単に殺めてしまう事件、面白半分の遊びからいじめに走り、殺めてしまう事件、親が子を、子が親を、隣人が隣人を、どうして、なぜ、といくら考えても分からない事件が多すぎます。
餓鬼というのは、何もかも自分の思い通りにいかない、欲求不満の塊になっています。その原因は何もかも、すべて、周囲が悪いからだと思い込んでいるのです。
自暴自棄になって、とんでもない悪さに走ります。
彼らを目覚めさせるのは容易なことではありません。
お釈迦様のお弟子さんである、目連さんも阿難さんも、餓鬼には悩まされました。お釈迦様に相談したところ、施餓鬼檀を設けて、御馳走を準備し、仏様に守られながら餓鬼に食事を施すという施餓鬼の法を教えてくださったと言われています。
福満寺の場合は山盛りの白いご飯を準備し、樒で水を振りかけて、餓鬼の細い喉を通りやすくして、餓鬼に施すという方法が何百年も続いています。お寺によっては、色とりどりの夏野菜、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどを細かく切って小さなスプーンで掬って餓鬼に施すという方法で行われている場合もあります。
どこかのお寺で施餓鬼供養に出会ったときにはぜひ参加してください。大きな功徳が得られると伝えられていますから。
福満寺の山盛りの白いご飯は、24日の夕食に、チャーハンかチキンライスとして登場し、寺の者がきれいに平らげます。
7月24日、この日が無事に終わったことに、心から安堵しています。
また、先月号で寺の経済がピンチとお伝えしましたところ、沢山の方がご協力くださって、棚経のお布施も、地蔵会式のお布施も、いつもより沢山頂戴しました。5割増しくらいになったと聞いています。
住職も6月には初めての草刈りのお給料をもらってきました。
暑い日が続くので、とにかく、体に気を付けて、頑張ってくれるようにと応援中です。
皆様も、くれぐれも、この暑さに負けぬように、まだまだ続く夏を乗り切ってくださいませ。
6,8月のお盆の棚経の予定をお知らせします。
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 合掌
詳しくは寺へお尋ね下さい
電話059-228-7841