お知らせ

動物供養について
毎月二十四日に、福満寺では動物供養地蔵菩薩の御前にて動物の供養を行なっています。
 地蔵菩薩の傍らに立て札が立っており、そこには次の言葉が綴られています。
動物は時には家族以上の存在です。
物言わぬ彼らの澄んだ眼差しが、どれほど心に平安をもたらしてくれることでしょう、
人はひたすら便利さ快適さを求めます。
しかし、この車社会の、輪禍にまきこまれる動物達は数知れません。
人の寿命は延びました。
その陰には、新薬開発の犠牲になって命を落とす多くの動物達がいます。
動物達にごめんなさい、ありがとう、謝罪と感謝の念を示すのは人間として当然のこと。
その思いを受け止めて下さるお地蔵様です。
   

お墓ではないのでお骨を預かることはできませんが、例えば、何年か前に亡くなったペットがしきりに夢に出てくるとか、心ならずも車で動物を撥ねてしまったことが気になっているとか、そうした思いをお地蔵様に受け止めていただくこともできます。動物供養は随時受け付けています。

連絡の取れなくなっているお墓について
福満寺の墓地は戦前までは境内にありましたが、戦後の都市計画で市内の多くの寺と同じ様に、偕楽公園の東に移されました。三重県立美術館の真裏に位置します。寺とお墓が離れていると何かと不便ですが、墓地を管理する上で、掃除や草取り、墓石の状態を見ることなど、主として大我、滋弘、弘月の3人が担当しているので、毎日一度は誰かがお墓へ出かけています。檀家の方々もとても頻繁にお墓参りをしてくださるので墓地に眠っておられるご先祖様も喜んでくださっていることでしょう。ただ、残念ながら、何軒かのお家はお墓の跡を看て下さる方が分らなくなっています。HPを立ち上げたのも何かの手がかりが得られるのではないかという期待があるからです。次に照会するお家についてご存知の方があればメールでお知らせください。
1、中島家  
  可義屋(鍵屋?)という屋号を持ち、正徳4年(1714)から過去帳に登場します。一番新しい精霊が昭和21年の故中島正直さん、昭和30年頃まで連絡が取れていたようですが、その後の消息は不明です。数基ある墓石がかなり傾いてきており、このままにしてはおけないので、撥遣作法をして墓石を処分しなければなりません。お骨は土に帰っており、その土を無縁塔に移そうと考えています。中島家にお心当たりの方があればご連絡下さい
2、宮本家
  故宮本利三郎さんと奥様すゑさんが眠っておられます。利三郎さんは、もと関脇の島田川という関取です。墓石には安濃津角力協会中の清川、安川、立嵐、源氏山、立縄などのお名前があり、日付は大正10年1月10日です。
こちらの墓石はしっかりしていますので、今すぐ対策を取る必要はありませんが、もし、お心当たりの方があればご連絡いただけると幸いです。
             
           中島家                 宮本家          福満寺無縁塔
                                                                                                                                          
 






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