操作記
ほぼ口径10cmの屈折望遠鏡1本分の価格で自動導入の40cm反射望遠鏡が変えるとは驚きでした。
耐久性を心配しましたが既に9年稼働しています。その間コントローラーの不調で交換を2度行いました。
すべて移動観測ですが本体には問題なくコストパホーマンスは最高です。
組み立て記 操作記 観望記 写真撮影記 DobTOP
操作記  実際私が操作している状況をお伝えします。
まずアジャスターで正確に台座を水平に設置します。コントローラーで緯度経度時間を入力して2スターアライメントで
北極星を選んで望遠鏡で中央に導入しENTERキーを押します。それから45度近辺離れた星を目視で捜して名前を特定して液晶の表示の中から
同じ名前を探して導入します。中央に移動させます。台座が正確に水平になっていたらほとんどガイド望遠鏡の視野に入っています。中央に移動してENTERキーを押します。これでアライメント終了です。
これで惑星、星雲星団、二重星がいとも簡単に導入できます。実際導入しても少し中央からずれていることが普通ですが中央に来るように修正してEScキーを押し続けてENTERキーを押すと次回は中央に来ます。
 観望会向け準備方法
子供さんの参加される観望会ではまだ星が見えていないときから並ばれることがあってアライメントがなかなかできなくて焦ります。
まだはっきり見えないうちからアライメントに取り掛かれないかと考えました。スマホでもできますが不正確です。
用意するものは方角磁石と角度測定器です。別の時にあらかじめ北極星を導入しておきその位置を方角磁石と角度計に印をしておくのです。
肉眼では見えなくてもガイド望遠鏡では青空の中かすかに白いものが入っていることがあります。

この望遠鏡は観望会には最適です。少々の風でもあまり狂いません。また接眼レンズに手をかけられてもENTERキーを押せば元に戻ります。