桜色

2013.4.3

(後日、あるアンティークショップに今回手に入れたデインティーの年代鑑定をお願いしたところ、1896年製で図柄名もあり”shaded ground”とのことだった。)

津城址北堀の桜

 先日の京都大アンティークフェアでは、珍しくトリオを買った。実は英国のカップ&ソーサーを集めていた時期もあって、その頃手に入れたワイルマンのトリオはお気に入りの一つだった。“デインティー”という型で、これは人気があって、“シェリー”とその社名を変えた後もずっと生産された。いくつか集めてみたが、やはり私は、カップの薄さ、大きさ、質感から言ってもこのワイルマン時代のデインティーが好きである。この形、実際にコーヒーや紅茶を入れてみると、意外と飲みやすく心地よい。今回手に入れたものに図柄はなく、ただ桜色から若草色へとグラデーションになっている。春のこの季節にこそ、以前手に入れた色違いのもの(桜色〜黄色グラデーション)とペアで使って楽しみたい。 

寒松院の桜は今年も悲しいほど美しい

 気がつけば、わが家の庭に今の季節咲く花のいくつかは桜色である。紅葉スモモ、姫コブシ、ジュンベリーが可憐な花をつけている。

県庁をバックに、マイベストの一本

安濃川沿いの桜並木

 今年もお気に入りの桜、画像に収めてみた。