☆この季節には・・・
ポインセチアに限らず、いただき物の鉢植えをその年限りで枯らさないようには心がけている。中でも、思ったより丈夫で驚いたのが胡蝶蘭である。豪華な三本立てのものだったが、そのうち二株に今年も花茎が伸びてきている。水苔は替えたが、水やり、肥料やりは例によって適当だ。その程度の扱いなのに、なんだか申し訳ないほど元気なのだ。人と同じく、花も見かけによらない。
2012.12.23
一昨年末いただいた鉢植えのポインセチア、昨年は2ヶ月間の短日処理(ダンボール箱などで覆って日に当てる時間を短くすること)で、見事先端部の葉が赤くなって得意になっていたが、同じようにしたつもりなのに今年は大失敗に終わってしまった。どこがどう悪かったのか、このままでは昨年の成功がまぐれだと言われかねない。
もう1点、この大型花瓶の図柄はなんとポインセチアである。今でこそ、この季節花屋の店先はこの花で溢れているが、明治末の日本ではどうだったのだろう。見たこともない花を手馴れた筆さばきで描き込んでいく絵付師の姿が目に浮かぶ。
この季節に合うオールドノリタケといえば、やはりこれを置いてはないだろう。クリスマス図である。当時の日本では見かけない光景だろうが、もちろん輸出先の需要に応じた品なのだ。