沖縄
ひめゆりの塔
1989年に、ひめゆりの塔に隣接して建てられた資料館です。かつてひめゆり学徒隊の方々が学んだ学校の学者を模して造られたそうです。内部は5つの展示室から成っています。
 第1展示室は「沖縄戦前夜」。15年戦争末期に軍国化されてゆく学園の様子と、本道防衛のために「捨て石」とされた沖縄戦の意味をアジア・太平洋戦争の経過の中で解説しています。
 第2展示室は「南風原陸軍病院」。陸軍病院壕が展開していた喜屋武スジの森がジオラマで復元され、壕内部の状況が展示され、これを中心に当時の南風原の地形模型、米軍上陸後首里陥落までの戦況地図、写真、現物資料が沖縄戦の中のひめゆり学徒隊の献身を描き出しています。
 第3展示室は「南部撤退と喜屋武半島」。南部撤退の状況を、南風原陸軍病院とその分室の撤退図とジオラマで展示し、同時に他女学校の撤退とその後の状況を展示しています。1フィート運動フィルムから編集したビデオと喜屋武半島の地形模型のLED装置で、日米両軍の戦闘経過を11のプログラムで克明に展開し、その上に追いつめられるひめゆり学徒隊の悲劇的な動きをオーバーラップさせて描いています。
 第4展示室は「鎮魂」。壁の三面に200余名の犠牲者の遺影とそれぞれの犠牲状況を記載したパネルが並んでいます。展示室中央には生き残りの学徒たちの証言の本が並んでいます。壁の第4面には、第三外科壕が現物大に復元されています。展示室から壕の開口部を仰ぎ見る形で作られていて、中には過去帳を収めたガラスケースが置かれています。
 第5展示室は「回想と特別展示室」。資料館に訪れた人が各々感想を記すコーナーがあります。また、ひめゆり学徒たちの平和な学園生活を展示した特別展示も設けられています。
ひめゆり平和祈念資料館
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