
琉球王国
琉球王国とは、今から約570年前(1429年)に成立し、約120年前(1879年)間での間、約450年に渡り、日本の南西諸島に存在した王制の国です。
琉球王国は、中国をはじめ、日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交・貿易を通して海洋王国へと発展しました。そしてその政治・経済・文化の中心となったのが首里城だったのです。

歩み
去る沖縄戦ですべてが灰燼に帰した首里城跡地には、1950年(昭25)に旧琉球政府立琉球大学が創設されました。1970年(昭45)に琉球政府文化財保護委員会が、戦災文化財として首里城の復元構想を提案し、そして、1973年(昭48)には「首里城復元期成会」が発足し、沖縄県民の間で首里城の復元が活発に議論されるようになりました。1979年(昭和54)までに琉球大学が西原町のキャンパスに移転したことにより、その跡地利用計画が次々と策定されました。
1986年(昭61)には沖縄の復帰記念事業として首里城跡地を「国営沖縄記念公園首里城地区」として整備することが閣議決定され、その周辺を県営公園として整備することが庁議で決定されました。その後、復元のための各種調査や設計業務が行われ、これらの調査・設計に基づいて正殿とそのまわりの建物、城門、石積、園路、植栽などの復元整備工事が進められたのです。
1992年(平成4)11月3日に首里城公園は一部開園を迎え、現在は沖縄の歴史・文化を物語る施設として多くの人々が訪れています。
開園後も引き続き調査・設計業務が行われ、未開園区域の石積工事等が進められており、首里城の歴史的風致景観が徐々に再現されています。