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菜園の用語・基本作業

菜園を運営するために農業用語・基本作業をご紹介します。
皆様の菜園運営に、ぜひ参考として頂ければと思います。






■耕運・耕起

畑を耕す事です。
適度に耕運することで作物が育ちやすい環境を
作ります。肥料や堆肥ををまぜる時にも耕運します。
また、雑草を枯らすために一緒に耕運し土とまぜて
しまう事もあります。前作の残渣なども耕起すれば
きれいになります。

クワやクマデなどで耕します。管理機・耕運機
トラクターがあればかなりの時間短縮になりますね。
ぜひ準備したいですね。注意しなければならないのは
やたら耕せばいいというものではないという事です。
特に自然農は最小限に留めます。



私はこんな管理機を使用しています。

■畝(うね)

畑に作物を植えるために整地したものを
畝といいます。さらに一番上の場所をベッド
といいます。水はけを良くするために高く
したり、くぼんだ畝を作る事もあります。
日当たりの状態で南北に作ったり東西に
作ったりします。畑の状態で判断すれば
いいと思います。

一般的にクワで作りますが少々技術が必要かも。。
いくつか作ってみれば慣れますのでチャレンジ
してみてください。
トラクターで作る場合もあります。
自然農では一度作った畝は数年使い続ける
事があります。




■元肥(もとごえ)

作付け前に農地へ施す肥料の事です。
菜園全体に堆肥をすき込む方法と
畝の下に施す方法があります。
または植え付けた苗の株間に施す場合
があります。この方法は作物により
違いますので、ご注意ください。
自然農ではほとんど行いません。



■追肥(おいひ)

作物の成長途中で肥料を与える事です。
作物によってタイミングがあります。
一般的には実ができたり成長が悪くなった
時などに適量を施すようにしますが
意外と手間がかかる場合があるので
私の場合は追肥はしないように設定
しています。
自然農では行いません。


■たねまき

種を畝やポットに植え付ける事ですが
下記の方法があります。

●点まき
育てたい場所へピンポイントに数粒の
種をまく方法です。間引きの手間が
省けますので、発芽率のいい種はこの
方法が種のムダにもならず良いと思います。

●すじまき
ベットにすじ状に種をまいていく方法です。
葉物野菜など間引きしながら収穫する野菜
はこの方法でたねまきします。家庭菜園
ならこの方法が良いと思います。
(個人的所見ですが・・)

●ばらまき
ベットにバラバラにまいていく方法です。
法則がなくバラバラと作物が生えます。



■潅水(かんすい)

種まき後や成長途中の作物に水をあげる
事です。夏の暑い日は夕方に、冬の寒い
日は暖かい午前中にあげるといいですね。
液体肥料を何倍かに薄めてあげると
栄養補給もできるので便利です。
自然農では水やりはほとんど行いません。


■定植(ていしょく)

ポットに種まきをした苗やホームセンターや
種苗店などで買った苗を畑に植え替える作業です。
作物によって定植適期がありますので要確認です。
浅く植えたり、深く植えたりとちょっとした
裏技もあります。きゅうりは浅く植えますね。
トマトは土を外して植える事もあるようです。
マメ科植物は植え替えを嫌います。
自然農では定植はほとんど行いません。


■マルチ

作付けした畑にカバーをする事です。
カバーの材料で下記の違いがあります。

●ビニールマルチ
素材がビニール(ポリ)のもので色は黒・透明
シルバーがあります。畑の温度を上げる場合に
使用します。
ほかに、保水性が良く雨も通さないので、肥料
分の流出防止や雑草が生えるのを防止するなど
の効果がある反面、夏は温度が上がりすぎたり
廃棄処理が困ったりとデメリットもあります。

●紙マルチ
素材が紙のもので、水を通します。ビニール マルチの欠点を改善していますが、コストが 高いのが欠点です。

●雑草マルチ
刈った草などを利用したマルチです。
有機物なので、そのままほうっておいても
肥料になります。マルチの中で一番いいと
思います。草を確保するのが難点です。
この方法は自然農で多用します。




■べたがけ

作物に日光や水、空気を通す布をかける事です。
べったりと覆う(かける)のでべたがけと言う
のでしょうかね?
虫害にやられないようにする効果と
霜などで作物がダメになるのを防ぐ事ができます。
パオパオなどの名称で販売されています。
最近ではトウモロコシからできた環境にやさしい
ものもあるようですが、少々高いです。


■不織布(ふしょくふ)

べたがけとほとんど同じです。
べたがけの資材をこう呼びます。


■トンネル

作物の畝の上にビニールで山状に覆い
寒さをしのぐ方法です。
寒いところは二重にして覆う所も
あるようです。
自然農では使用しません。

■間引き

たねまき後、発芽した作物の生長を
健全なものにするため、作物同士の
間隔を空けるように抜いたり切ったり
する事です。
意外と面倒だったりするので種まきを
工夫するといいですね。




■芽かき

成長した作物の新芽を取って成長を
操作する事です。たとえば、じゃがいもの
芽を2本ほどに芽かきすると、大きい
じゃがいもができたり、トマトの脇から
出る芽を摘み取って作物の勢いや姿を
整えたりします。
自然農ではあまり行いません。



順次、追加していきます。

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