NFBを掛けると、150kHz以降でピークディップが生じますが、本機に採用した出力トランスではどうしようもない部分です。

無理にバタツキを抑えようとすると、つまんない音になってしまいますので、かなり時間を掛けて決めた最終特性(妥協点)です。もっと素直な特性で無いと、という御仁は同じTANGOのFE25−8あたりの方が良さそうです。と言っても、一次側インピーダンスも何もかもS−2131とは違いますから、本機の回路定数のままでは駄目で、実際に製作して追い込む必要があるのは言うまでもありません。

E182CCウィリアムソン型ミニアンプのページに戻る