100Hz、1kHz、10kHzとも同じ傾向の変化が見受けられます。最低歪率の改善と、最大出力の増大です。最低歪率の改善は、NFB量が増えたのと出力段のバランスを取ったことが要因として考えられます。出力の増大は、出力段の動作点の変更によるものです。

小出力領域の、ノイズ成分によって、出力の増大につれて直線的に歪率が良くなる部分は、ノイズフロアが下がったことによる改善が期待できると思ったのですが、ほとんど変化がありませんでした。なぜでしょう????

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