1997年 イタリア世界遺産(文化遺産)認定
ポンペイ遺跡。ボンベイ遺跡ではありません。「ポ」です。紀元前6世紀に隆盛しローマの支配下に発展しましたが、西暦79年のベスビオ火山の噴火により一瞬にして埋没してしまった悲劇の古代都市です。
1748年に発掘が始まるまで火山灰に埋まっていました。現在は当時の文明が驚くほど発達していたことを示す邸宅や公共浴場、大劇場などが当時のまま出土され、イタリアの世界遺産に認定されました。(現在も発掘調査は続けられています)
ポンベイ遺跡
1983年 スイス世界遺産(文化遺産)認定
ベルンは、スイス北部を貫通しライン川に合流するアーレ川の湾曲部に建設されました。今もなお中世のたたずまいを残す街として、スイス世界遺産に認定されています。有名なスポットは、「からくり人形」「熊公園」「バラ園」。からくり人形は、ベルンの旧市街の中にある、時計塔で見ることができます。12時を目指して観光客が集まってくるほどの人気です。
ベルン旧市街
1983年 スイス世界遺産(文化遺産)認定
612年にアイルランドの僧ガールスがサンクトガレン修道院を創設したことに始まります。その後8世紀には中世ヨーロッパの神学研究の一大中心地となりました。そこに職人や農民が集まり、1803年にスイス連邦に加盟。今日の町が形成されました。
1983年には、大聖堂と古文書を集めた図書館が評価され、スイスの世界遺産に認定されました。
ザンクトガレン修道院
1984年 スペイン世界遺産(文化遺産)認定
アルハンブラ宮殿はスペインに攻め込んだイスラム勢力により建立されました。その為、宮殿内部はイスラム文化を残す作りになっています。
その後イスラム勢力はキリスト勢力に陥落しましたが、アルハンブラ宮殿は取り壊されず今日まで保存されてきました。
またこのアルハンブラ宮殿は、アラベスク模様と呼ばれる細かな模様が随所に使われていることでも有名です。ほかにも、アラブ式の庭園ヘネラリフェなども有名。
アルハンブラ宮殿