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平成29年度 第1回社会見学 鈴鹿市方面

平成29年6月16日(金)、参加者27名は、鈴鹿市伝統産業会館、
佐佐木信綱記念会館、AGF(味の素ジェネラルフーズ)鈴鹿株式会社
の見学や体験活動等に、熱心に取り組んでいました。


鈴鹿市伝統産業会館
  はじめに、国(経済産業大臣)指定の
伝統的工芸品である「鈴鹿墨」と「伊勢
型紙」についてのビデオを視聴し、鈴鹿
墨の製造過程、伊勢型紙の歴史や彫刻
技法等について学びました。
  受講生のみなさんは、伊勢型紙の体
験彫りを行いました。彫刻刀を使って、
伊勢型紙の図柄を彫り抜いてしおり作り
に集中していました。
  国の伝統工芸品とは、長年にわたり、
受け継がれている技術や技が用いられ
た美術や工芸のこと。伝統工芸を用い
て作られる工芸品を国の伝統工芸品と
して指定されています。
 県内からは、伊賀くみひも、四日市萬
古焼、鈴鹿墨、伊賀焼、伊勢型紙が経
済産業大臣から指定を受けています。
佐佐木信綱記念館
  昭和45年12月に「信綱生家」を拠点
に開館。昭和61年に建設された「信
綱資料館」では、学芸員さんから信綱の
国文学者として、歌人としての業績や作
品等について説明がありました。その後、
「信綱の生家」「土蔵」などを見て回りまし
た。
  歌人・国文学者・歌唱「夏は来ぬ」の
作詞である信綱は、数え年6歳から短
歌を詠み始め、生涯に1万余首を作歌
し、歌人として活躍しました。
  一方、「校本万葉集」をはじめとする
万葉集研究に尽力し、昭和12年、66
歳で第1回の文化勲章を受章しました。
  また、歌唱をはじめ、各地の校歌等
の作詞をしたことも知られています。

AGF鈴鹿
  コーヒーを製造している工場を見学し
てきました。はじに、コーヒー豆や製造
工程等のお話や実演「美味しいアイス
コーヒーの作り方」がありました。工場
の庭の温室では、真っ白な花をつけた
コーヒーの木を見ることができました。
この花は、わずか数日の命だそうです。
 その後、工場内を見て回りました。、