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平成30年度  第3回  地域講座

平成30年11月8日(木)

メナード青山  室生寺

  メナード青山ハーブガーデン
 広さは、8ヘクタールにも及び、年間
に300種類を越えるハーブが彩りと香
りを競い合っているようです。
 今回は、セージフェスタの期間中で、
濃い紫色のセージの花が今が盛りと
咲いていました。
  創作体験として、参加者のみなさん
は、ハーブを使った花束づくり、素焼き
への絵付け、木の板に絵や文字を描
いたドアプレートづくりの3つのコース
に分かれて、手づくり体験を楽しんで
頂きました。

 室生寺
  奈良時代の末期、この聖なる地で皇
太子山部親王(後の聖武天皇)のご病
気平癒の祈願が興福寺の高層賢 など
五人の高徳な層によって行われ、これ
卓効があったことから、勅命により国家
のために創建されました。



 金堂
正面側面ともに5間の炭層寄棟造り柿
葺。内陣には、一木造りのご本尊・釈迦
如来立像(平安初期・国宝)を中心に、
薬師如来像(平安初期・重文)地蔵菩薩
像(平安初期・重文)文殊菩薩像(平安
初期・重文)十一面観音菩薩像(平安初
期・国宝)の各像が並び、その前に運慶
の作と伝えられている。

灌頂堂〔本堂〕
  室生寺の本尊如意輪観音菩薩像(平
安時代・重文)が安置されている。ここは
真言密教の最も大切な法儀である灌頂
を行う堂で、真言寺院の中心であること
から本堂と呼ばれている。

五重の塔
  総高16.1mと、野外に建つ五重塔で
は最小のもの。勾配が緩く軒の出の深
い檜皮葺の屋根は、朱塗りの柱や白壁
と心地良い対照を保つ。平安時代初頭
の建立と言われ、室生山中最古の建築
である。
 
  奥の院
  舞台造りの位牌堂と弘法大師42才の
像を安置した御影堂がある。
  御影堂は、方三間の単層宝形造、厚
板段葺で頂上に石造りの露盤が置かれ
ているのがめずらしく、他に例を見ない
建物である。