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生涯学習セミナー〔6月〕

健康講座(平成30年6月26日)

今回は、講師に三重県立看護大学教授の白石葉子先生から
テーマ「認知症を防ぐ! コグニサイズ体験」で、お話と運動や
頭の体操なをど組み合わせた体験活動を教えて頂きました。
コグニサイズとは、コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を
組み合わせた造語で、コグニション課題とエクササイズ課題を
同時に行うことで、能とからだの機能を効果的に向上させるこ
とをねらいます。

認知症になりやすい人の特徴
・ 運動・身体活動が低い人
・ 知的活動が少ない人
・ 生活空間が狭い人
・ 睡眠の質が悪い人
・ 社会ネットワークが少ない人
運動と認知症予防
・ 運動の効果
① 生活習慣病の予防と改善
② 脳神経への働き

・ どのような運動が良いか
① 中~高強度の運動(息が弾む程
 度の運動以上が望ましい)
② 体と頭を両方使う運動(2つの課
 題を同時に行う運動)
椅子に座って行うコグニサイズ
 ex ・足踏みをしながら しりとり
    ・足踏みをしながら 1からの数字
     を順番に数字を声にする。ただ
     し、3の倍 数の人は、黙って手
     を叩き、次の人に送る。
ラダー(はしご)を使うコグニサイズ
  ・ 一つのマスに4歩、右足から順番
   にステップを踏んでいきます。
  (田の字のように、マスを4分割した
   ようにイメージし、下の右に一歩目
  (右足) を、下の左に2歩目(左足)
  上の右に3歩目(右足)、上の左に
  4歩目(左足)を入れる。
  5歩目は、次のマスの下右に右足
  から順番にステップを踏んで行き
  ます。
  
 認知課題は、何歩目がどの位置か
を考える(覚える)ことです。

 応用① 3歩目は枠外を踏む。
 応用② 3歩目は枠外を踏み、同時
      に後頭部に両手のひらを置く
 応用③ 3歩目は枠外を踏み、同時
      に反対の手を真横に上げる。
      次の4歩目も枠外を踏み、
      同時に反対の手を上げる。