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平成30年度  第2回 歴史の旅 
  平成30年9月26日

犬山城、城下町、あいち航空ミュージアム

  犬山城は、織田信長の叔父である
織田信成が天文(1537)に木之下城
を移して築城したと伝えられています。
 幾多の戦乱では三英傑がこの城を奪
い合い、以降、戦災などの歴史の荒波
をくぐり抜け、天守のみを残しています。
 天守は、昭和10年に国宝に指定され、
現存する天守の中で最も古いと言われ
ています。全国唯一の個人所有の城と
して保存されてきましたが、平成16年、
財団法人犬山城白帝文庫の所有となり
犬山市が管理しています。
城下町「からくり展示館」
  犬山祭りの特徴は、13輛全ての車
山(ヤマ)にからくりが載せられている。
 「座敷からくり」や「山車からくり」が
されています。
 「城とまちミュージアム」内には、
公益財団法人「犬山城白帝文庫」の歴史
文化館があり、資料を常設展示するとと
もに、テーマを設けて企画展・特別展を
行っています。
 ※、犬山城白帝文庫は、国宝犬山城天
守および旧城主成瀬家伝来の美術工芸
品・古文書等を調査研究・保存・公開し、
犬山の文化発展に寄与することを目的と
して平成16年に財団法人として設立され
る。
どんでん館
 犬山祭の見所に、車山(やま)が城下
町の辻で豪壮に方向転換する様子が
あります。これを「どんでん」と呼んでお
り、この施設の愛称はこの言葉に由来
しています。
 この施設では、犬山祭で曳かれてい
る車山(やま)13輛のうち4輛を展示し
ています。展示ホールでは、再現され
た城下町の町並みの中で、勇壮な犬
山祭の一日を演出しています。
 2階には、犬山祭の映像や往時の
城下町を紹介する「企画展示室」が
ありました。
  県営名古屋空港周辺は、国産初の
ジェット旅客機MRJが開発・生産される
日本で唯一の地域で、今海外からも注
目されているエリアです。そこに昨年の
11月に新たな航空ミュージアムがオー
プンしました。
 2階フロアには、名機百選オリエンテ
ーションシアターやサイエンスラボ、、屋
上階は、展望デッキになっているので、
県営名古屋空港に離着陸する飛行機
を間近に楽しめました。
  地上2階建て+屋上階からなるフロ
アには、日本航空機製造が製造した双
発ターボプロップエンジン方式の国産
旅客機「YSー11」や三菱重工業が製造
した双発プロペラ機「MUー2」などが見ら
れる実機の展示ゾーンがありました。