勢津教会について

「金光教勢津教会」と書いて「こんこうきょう せいしん き

ょうかい」と読みます。

「勢津」という名前は、前の教会長がつけた名前です。教会名

は、普通、地名がつけられます。それが何故、造語のような

「勢津」(せいしん)となったのか。

昭和11年、布教当初からの教会名は、「津橋北教会」でした。

それを、昭和37年の教会移転に際し、場所は近くであった

のにも関わらず、あまり近くでは名称変更が難しいとのことで、

一旦遠くへ移転し、そしてまた戻るということをしてまで名称

の変更に力を注いだのです。

その理由は、前の教会長から、「津橋北教会(つ はしきた 

きょうかい)」と言う名前では、「つばしきた」と読まれて嫌

だったこと、また、親教会が伊勢の五十鈴川教会であること

から、伊勢の「勢」と津の「津」をとって「勢津」としたのだ

と聞いたことがあります。

私は、「勢津」でもきちんと読んでもらうことが難しく、また

領収書を書いてもらう時など、必ず説明がいるのであまり変わ

らないのにといつも思っていました。どちらかといえば、かえ

って難しくなったのではないかと思います。

しかし、「勢津」を「せつ」と読んだのではなく、「せいしん

」と読んだことによって、「精神」「清心」「誠心」と書くこ

とができ、「心」に通じ、「spirit」「mind」「heart」「soul」

と英語で説明することも出来ます。

さらに、船の停泊場所、港を意味する「津」という字に「勢」

がついていますので、「元気な港」とも取ることができます。

港は、大漁の船を喜び迎えたり、長い航海で傷ついた船を修理

したり、また出航する船にたくさんの荷物や燃料、食料を積ん

だりするところです。

港を教会と置きかえれば、「勢津」という名にふさわしい教会

の姿は、疲れた、もうだめだ、つまらない、どうしてだ・・・

というような心の重荷を引き受け、ありがたい、よしがんばる

ぞ、やりぬくぞ・・・という心のエネルギーを積み込んで行っ

てもらう、「心が生き生きしてくる元気な教会」です。

勢津教会は、読みにくい字ですが、とても奥が深くていい名前

だと思っています。

この名前にふさわしい教会になるようがんばっていますのでよ

ろしくお願いします。

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