重量感

 重量感も紀州備長炭独特のものです。

やはり手にしたときずっしりとした重みが手に伝わるのは、馬目でしょう。

 

紀州備長炭は15kgで一俵ですが、箱のサイズが5種類あります。1号から5号まで。

1号にはウバメの太いめを、2号にはカシと、ウバメの細いめを入れ、3号にはウバメとカシの極細を、4号にはナラやその他の雑木を入れます。 5号は今はもう使われていないでしょう。 1号と4号とを比べるとかなり大きさが違います。4号にウバメを入れると30kg近くは入るでしょう。

 

 若木は軽い目でよく燃える炭になり、老木は重い目でゆっくり燃える炭になります。

生育地によっても大きく違ってきますがね。

 

 ウバメの炭だけが水に沈みます。枝のほうの細い炭は浮くときもあります。ウバメとかかれてある外国産の炭を一度水に入れてみてください。後、爆跳の激しい炭も一度水をくぐらせるとゆっくり火になるため爆跳が収まるそうです。

 

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