・回線速度up
isdn 時代の長かった我が家に、ついにブロードバンドがやってきました。
町行政の取り組みとして、CATVが我が町にやってきたのです。さっそく申し込みをして、先日工事をしてもらいました。CATV会社は三重県のZTV 公称回線速度 30Mbps です。事前に聞いていたところでは、実効速度は 15〜17Mbps
ということです。
さて、我が家ではどれくらいまでいけるのかな?
CATVの工事は、保安器の取り替え、ブースターの交換、モデムの取り付けで完了です。工事の人は、家のテレビのチャンネルが映ることを確認して帰られました。
我が家は、もともと NTT-MEの MN128-SOHO SL11 を導入して SOHO環境にあったので、今回はこのダイアルアップルータをブロードバンドルータに取り替えるだけです。工事前に買っておいたものは BUFFALO の BBR-4MG です。量販電気店でも4000円しない安いものです。。。実は、BBR-4HG が欲しかったんですが、BBR-4MGしか置いてなかったんですよ・・・(;´д`)トホホ
それにしても、ルーターも安くなったもんだ。MN128-SOHO SL11 は確か 購入価格がが39800円だったと記憶している・・・なんと10分の1だ(^^
さっそく ルーターを取り替えて、念のため モデム => ルーター の順にリセット(必要ないだろうけど、妙なところで律儀w)して、PCをつないでみました。PC側のネットワーク設定は今まで通りでいけるはずなので、ルーターのIPアドレスにアクセスしてみると見事に開通 ワーイ\(゜▽゜=))/ ブロードバンド側のルーターの設定はメニュー形式で楽ちん!安価なルーターだけど、そのあたりはしっかりしてるんだなぁ・・・ でも、DHCPサーバ WAN 等の言葉がわからない人は、多少困惑するかも・・・そのあたりの説明が全くない(^^; 安くするために説明書も折りたたんだ紙が1枚入っているだけだw
一通りの設定を終わってみると、見事 ブロードバンドインターネットの開通! 再び
ワーイ\(゜▽゜=))/!
さっそく ブロードバンドスピードテスト(通信速度測定サイト) を使って回線速度のチェック
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/01/23 13:28:08
回線種類/線路長/OS CATV/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 -/ZTV/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 10.3Mbps(4236kB,3.6秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 10.5Mbps(6008kB,4.5秒)
推定最大スループット: 10.5Mbps
(・_・D フムフム やっぱりこんなもんなのかな?
Windows側でMTU値やRWIN値をさわって、驚くほど回線速度が改善したという話を聞くことがあります。やってみたけれど、効果は全くなかったということも聞きます。さらには、遅くなった・・・なんてことも聞きます。
まぁ、とりあえずさわってみてだめなら元に戻すということでやってみました(^^
なお、MTU値やRWIN値の設定はレジストリを変更しますので、最悪の場合 PCが起動しなくなることもあるため、自己責任でよろしくお願いします。レジストリのバックアップを取った上でお試し下さい。最低でもシステムの復元くらいはやっておいた方がいいと思われます。ちなみに私は、システムの復元だけですませてしまいました・・・めんどくさかったのでw
数値を測定してレジストリを直接書き換える方法もありますが、めんどくさいので今回は、フリーソフトの EditMTU を使いました。項目を選んで測定し、それをレジストリに書き込むだけなので楽ちんです。
まずは、このソフトをダウンロードして起動すると、こんな窓が開きます。
CATVで推奨されている MTU値 = 1472 RWIN値 = 65535 に設定して試してみます。
1.タブから自分のOSを選んで、@で通信の種類を選びます。我が家はCATVなので
2X/XP_Cable (MTU = 1472 TcpWinSize = 65535) を選びます。各値が自動的に選ばれます。灰色の枠が
- になっているのは、現在レジストリ値が設定されてないことを示します。
2.Registry書込み ボタンを押したあと、Windows再起動
これだけで終わります。
さて、これで再起動後、再び回線速度を測ってみると
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/01/23 13:54:04
回線種類/線路長/OS CATV/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 -/ZTV/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 13.6Mbps(4236kB,2.6秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 12.7Mbps(9971kB,5.7秒)
推定最大スループット: 13.6Mbps
w( ̄o ̄)w オオー! 多少は速くなっていますね。
今度は、違う方法でやってみます。
EditMTU でMTU探索タブを選びます。
次は、自分のシステムにあわせて自動的に値を決めてくれます。
1.ホストを選びます。
2.データサイズを入力します。さわる必要はないでしょう。測定後出ている数値より少し大きめに入れておきます。
3.速度の種別を選びます。我が家は 30Mbps ですね。
4.Ping ボタンを押すと、先ほど選んだホストにPingをうちます。下の窓に、そのようすが出てきます。
5.値が求められたら[C]ボタンを押して、MTU値とRWIN値を書込みます。この時点では、レジストリに書き込まれていません。
※私は、この作業を10回ほど繰り返し、もっとも回数の多く出た値を選択しました。
次に、自分のOSのタブを選んでみると、通信の種別は「MTU探索結果から、レジストリ値を書き込む」になっていますね。
MTU等の値が先ほど測定した結果にっています。
これで、Registry書込み ボタンを押して、レジストリを書き換えて再起動です。
再起動後、測定してみると
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/01/23 15:29:34
回線種類/線路長/OS CATV/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 -/ZTV/ -
ホスト1:
WebArena(NTTPC) 10.5Mbps(3063kB,2.4秒)
ホスト2: SAKURAインターネット
14.6Mbps(6008kB,3.3秒)
推定最大スループット: 14.6Mbps
さらに速くなっていますね。結構、効果がありました。めでたしめでたしw
こんなに効果のあるソフトをつくってくださった EditMTU の作者さんに(^人^)感謝♪です。
さて、後日、ブロードバンドルーターを購入した店に行ってみると、「あっ、欲しかった
BBR-4HG が置いてある」
カタログ値で見ても
BBR-4HG | BBR-4MG | |
SmartBits2000スループット※1 | 98.7 | 83.5 |
実効スループット※2 | 96.5 | 78.0 |
※1.業界標準ネットワークパフォーマンス測定機器SmartBits2000による測定値(NAT-ON)。
パソコンに依存しないルータの処理能力の限界値が得られる。
※2.実際の接続環境に近い実測値。
と、その差は歴然。試してみたい衝動に駆られ・・・衝動に勝てず・・・(〃∇〃) てれっ☆
この日は帰宅後忙しかったのですぐには実験できず残念・・・日を改めてやってみました。その結果は
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2004/01/30 07:20:57
回線種類/線路長/OS CATV/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 -/ZTV/ -
ホスト1: WebArena(NTTPC) 14.7Mbps(6008kB,3.4秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 17.9Mbps(9971kB,4.6秒)
推定最大スループット: 17.9Mbps
当初の回線速度からみると、速くなっていますね!おみごとっ!