・Socket 370 を生き返らせよう
  GATEWAY G7 のCPU換装(Intel製M/B)

数年前に、FAITH にて組み立てPCを購入しました。

     M/B A Open AX-6BC type R
     Intel Celeron Processor 466MHz(Coppermine)

というスペックでした。
当時としてはかなり高速のPCだったのですが、技術進歩の流れは速く、今では遅くて使えない部類のPCとなってきました。ところが、このPC・・・ある日、使用中に電源がバンッ!と音を立てて動かなくなるというトラブルにみまわれました。電源とM/Bがお亡くなりになったようです。
数ヶ月、そのままで眠っていたのですが、先日友人から電源と牛で使われていたというM/Bを譲ってもらい、ついでにLontec社PowerLeap PL-370/T Rev.2.1 という下駄を使ってCPUを換装してみました。

1.まずはお約束のBIOSアップデート

古いM/Bであるため、BIOSレベルでCPUの判定が出来ないと困るので、まずはBIOSのアップデートです。
BIOSを調べるために、とりあえず動かせる必要があるので手元にあった466MHz Celeron を装着して動かしてみることにしました。
ところが・・・ここで問題発生です。フロントパネル周りのピンアサインが解らない・・・
チップセットの型番あたりからWeb上を検索して、なんとかM/Bのマニュアルを見つけ出しました。さっそく組み立ててスイッチを入れてみると、なんとかM/Bは生きていたようで、(´▽`) ホッとしました。このM/BはGATEWAYのGP7シリーズに載っかっていたことも判明しました。

 

BIOSのバージョンは
    4W4SB0X0.15A.0013.P08
だったので、これもWeb上で探してみると(インターネットは便利だなぁ(^^ )
    4W4SB0X0.15A.0019.P14
というものが最新のバージョンのようです。日付がちょっと古いのが気になりますが・・・(Release Date 3/1/2001)

さっそく、ダウンロードしてBIOSのアップデートです。

無事完了しました。BIOS画面でアップデートされているのが確認できます。何度やっても、BIOSのアップデートは終わるまでハラハラしますね(^^

2.下駄を履かせてCPU換装

さてさて、ここまで来たら次はCPUの載せ替えです。今回は370ソケット用の PL-370/T Rev.2.1 の上に
    Intel Celeron Processor 1.3GHz(Tualatin)
を載っける計画です。
Coppermine の載っていたM/Bには、本来 Tualatin は載らないのですが、この下駄をはかせると、動く場合があると言うことです。Socket 370 ユーザーには、最後の悪あがきができるおもしろい下駄だと思います。しかも、CPUとPL-370/Tあわせて、1万円前後ですからね(^^ 
本当は、1.4GHz を載せたかったのですが、実は買いに行った店に 1.3GHz しかありませんでした。迷いましたが、早く欲しかったので購入しました。そんなに大差はないでしょう・・・と自分を納得させておこう(^^

466MHz Celeron を取り外して、まずは 下駄を履かせます。

  

PL-370/T には電圧を調整するジャンパーピンがついていますが、ほとんどの場合、M/Bの電圧をそのままスルーさせる設定でいけると思います。とりあえず、その設定で動けばokとして、下から
    370ドーターボード => PL-370/T => CPU => クーラー
の順に組み立てます。(当たり前の順番だけど・・・(〃∇〃) てれっ☆)

 

無事組み立てを終えて、いざスイッチを入れてみます。
ちょっと、ワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキ
みごと、換装成功です。BIOS画面で再度確認。

 

あれ?CPUが、Pentium Pro 1200MHz になってます。やっぱり、BIOSが対応してないようですね。
それと、換装を終えたあと、起動時に ピー・ピ・ピ・ピ と警告音がなります。

( ̄ヘ ̄)ウーン でも、WINDOWS側から確認すると ちゃんと Celeron 1300MHz になっているし、警告音があってもちゃんと動いているから、これで良しとしよう(^^;
OSもWIN98SEからXPにして、ご機嫌に作動中です!