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〜ジャズ・フュージョン〜




























THE CRUSADERS - "Free As The Wind"
JAZZ/FUSIONのインストゥルメンタル・アルバム。
クルセイダースのアルバムの中で大好きな1枚。
この頃のラリー・カールトン(guitar)が素晴らしい。
特に"Free as the Wind","Sweet 'N' Sour"のソロは忘れがたい名演。
その他の曲でもファンキーなバッキングが渋い。
前面に出すぎるではなく、渋いけれどキラリと光るフレーズのセンスが、ここぞ!というときに発揮されていて、私はすっかりカールトンに憧れてしまった(30年くらい前のはなし)。
サックスとギターのユニゾンでテーマを弾くというアレンジ。聴いていてもカッコイイが、演奏してみると、もっとシビれるのだ。
ラストの"It Happens Everyday"はJoe Sampleのピアノが叙情的。


"Stix" Hooper(Drums)
Joe Sample(Keybords)
Wilton Felder(Saxes)
Larry Carlton(Guitar)
Robert "Pops" Popwell(Bass)

1. Free as the Wind
2. I Felt the Love
3. Way We Was
4. Nite Crawler
5. Feel It
6. Sweet 'N' Sour
7. River Rat
8. It Happens Everday
EARL KLUGH - "Finger Paintings"
1977年の作品。フュージョン全盛の頃、ガットギターで登場。
ソフト&メローという言葉が流行ったような記憶。

LP盤しか持っていないが、iPodに取り込んで今も良く聴いている。
数箇所針が飛んでしまっているので、CDを買いなおしたい。

ロベン・フォードがエレキギターの師匠とすれば、アール・クルーは生ギターの師匠である。
一曲として完全コピーできた曲はないが、どの曲も中途半端にコピーして中途半端に弾けるようにはなっている(笑)。
今日も"Dance With Me"を爪弾いて楽しんでいた。
彼のメロディーは簡単なようでも、最初はなかなか真似できなかった。
リズムがウラの連続だったりするところが難しいのだ。

BGMにとても心地よいので、TVでは天気予報のバックに良く流れていた。
皆さんもどこかで耳にしているに違いない。

1.Dr. Macumba
2.Long Ago and Far Away
3.Cabo Frio
4.Keep Your Eye on the Sparrow (Baretta's Theme)
5.Catherine
6.Dance With Me
7.Jolanta
8.Summer Song
9.This Time

デイブ・グルーシンのアレンジ。エレクトリックギターにリー・リトナー、ベースにアンソニー・ジャクソンなど、当時バリバリのフュージョン系ミュージシャンがサポート。 全体的にはややラテン系色が濃いフュージョンサウンドだろうか。

1曲めのDr.Macumbaはベースとガットギターでリフをユニゾンでやるのがカッコイイ。
ガットギターでのソロはメロディアスでありながら、ジャズのポイントを押さえた緊張感もあり、BGMとしてだけ聴くにはもったいない。
叙情的でスローな2曲目。陽気な3曲目、ちょっとファンクな4曲目、軽快な6曲目・・・・
どれも素敵な曲ばかりだ。

ああ、やっぱりCD買い直そうかな〜
Robben Ford - "The Inside Story"

 このアルバムは私のバイブルです。 今でも彼のギターソロは、頭のなかで全部口ずさむことができると思う。

 邦題は「ギターに愛を」。1979年のリリース。 "The Insede Story" がなんで「ギターに愛を」なのか?、 ジャケットを見たら納得していただけるでしょう。 裏ジャケットはもっとすごい。335をヒシと抱きしめています。

 レコーディング・メンバーはこの後"Yellow Jackets"を結成することになる、 ラッセル・フェランテ(K)、ジミー・ハスリップ(B)、リッキー・ローソン(D)。

 まさにフュージョン! Jazz,Blues,Rockが溶け合っているという感じ。 メロディアスかつブルージーなギターソロに参ってしまいました。 ロベンに出会う前、私はラリー・カールトンが一番好きだったんですが、 そのラリー・カールトンでさえも影響を受けたと言わせたロベン・フォード、恐るべしです。

 彼のソロの凄いところは、左手の指使いが従来のギタープレーヤーと全く違うところ。4度飛び、つまり同一フレットで弦を移動する動きが多くて弾き難い。 彼は最初にサックスをやっていたそうで、そのサックスのフレージングがそのままギターに行かされているというわけです。
 コード・バッキングもカッコイイんです、またこれが。
 ギターリスト以外の人からは、あんまり注目されていないかもしれないけれど、 ギタリストにとっては、めちゃインパクトのあるアルバムでした。 ギタリスト史上に残る名盤でしょう。

1. Magic Sam
2. For the One I Love
3. North Carolina
4. There's No One Else
5. Inside Story
6. Need Somebody
7. Far Away
8. Tee Time for Eric

Russell Ferrante : Keybords
Jimmy Haslip : Bass
Ricky Lawson : Drums
noon - "My fairy tale"
 ひとことで言ってしまうのは良くないのですが、「癒し系」ですね。  何度でも聴きたくなります。

 私の「おすすめCD」の中からキャロル・キングの"So Far Away"、 "Will You still love me tommorow?"、エリック・クラプトンの"Tears in heaven"の3曲が収録されていて、他も好きな曲ばかりですから、私のために作ったアルバムと言っても言いすぎではないでしょう(←いや、言いすぎです)。

 noonさんと好みが似ているのかと思うと、ちょっと嬉しい(笑)  まあ、名曲ばかりですから誰が聴いてもそう思うでしょうけど。
 
 プロフィールを見ると、大阪生まれで在日韓国人の4世だそうです。在日であろうがなかろうが、そんなことは音楽には関係ないのだけれど、あえて公表しているのは、昨今の韓流ブームが間違いなく貢献しているのだと思う。いいことですね。

 noonの魅力はそのやわらかい声、しっとりした優しい声にあると思うのですが、ゴンザレス鈴木氏のプロデューサーノートを読むと、「ゆるやかなタイム感に大きな才能を感じる」と書かれている。  そうか、タイム感か、と納得。  (逆に、私のギタープレーはセコセコしたタイム感が欠点だと痛感)

 テーマ通りの「シンプル&ロマンティック」で実に素敵なアルバムです。  雰囲気は半分くらいの曲がわりと純粋なジャズ、あと半分はちょっとポップなテイストかな。  ジャズを身近に感じさせてくれるアルバムだと思います。  特に"Close to you"は何度聴いても、ええわぁ〜(笑)
 
1 Tea for two
2 Here, there and everywhere
3 Raindrops keep falling on my head(雨に唄えば)
4 Someone to watch over me
5 I've got just about everything
6 So far away
7 Tears in heaven
8 What a difference a day made
9 Recipe for love
10 Sunny
11 When you wish upon a star (星に願いを)
12 Will you still love me tomorrow?
13 Close to you ―TOYOTA HOME CM Version―

ユキアリマサ(p)、佐藤慎一(b)、セシル・モンロー(ds)、
富永寛之(g)、長澤紀仁(g)、スティーブ・サックス(fl)、他
スペシャル・ゲスト:小沼ようすけ(g)
Ray Charles - "Genius Loves Company"
 結果的に遺作となってしまったこの作品、レイが歌いたいアーチストと歌いたい歌を歌っている。レイ・チャールズでなければ実現しなかった豪華な企画だ。
 いや、決して企画ものではない。みんな、レイと共演できることを心から喜んでいる、そして楽しんでいる。彼がいかに愛され尊敬されていたかが良くわかるだろう。
 ノラ・ジョーンズ、ジェイムス・テイラー、ダイアナ・クラール、エルトン・ジョン、ナタリー・コール、>ボニー・レイット、ウィリー・ネルソン、マイケル・マクドナルド、B・B・キング、グラディス・ナイト、ジョニー・マティス、ヴァン・モリソン
 すごい顔ぶれだ。嬉しくなってしまう。

 1曲目はノラ・ジョーンズとレイの対比が面白い。オルガンが痺れる。
 2曲目のゆったりとした8ビートのポップな曲、いわゆるモータウン・サウンドなのか?、どう表現したらいいのかわからないが、ホーンも入っていて、私のツボにハマリまくりました。
 あぁ、そして3曲目のハチロク(8分の6拍子)バラード、たまりません! グラディス・ナイトとの10曲目は軽快なリズムに重厚なゴスペルのコーラス。そんな調子でいろんなタイプの曲が入っているので、全曲通して楽しめること間違いなし!!

 曲ごとの詳しいクレジットはわからないけど、演奏もすごくいいです。スタジオライブ的な感じ。老練というか、無駄がなくツボを押さえた演奏というか、こんなときにこんな音が欲しいというポイントを裏切らない安心感。それは、ジャズの緊張感とは対極にあるものです。何度でも聴きたくなります。

1.Here We Go Again - Features Norah Jones
2.Sweet Potato Pie - Features James Taylor
3.You Don't Know Me - Features Diana Krall
4.Sorry Seems To Be The Hardest Word - Features Elton John
5.Fever - Features Natalie Cole
6.Do I Ever Cross Your Mind - Features Bonnie Raitt
7.It Was A Very Good Year - Features Willie Nelson
8.Hey Girl - Features Michael McDonald
9.Sinner's Prayer - Features B.B. King
10.Heaven Help Us All - Features Gladys Knight
11.Somewhere Over The Rainbow - Features Johnny Mathis
12.Crazy Love - Features Van Morrison
13.Ellie My Love (日本版のみ)
Toots Thielemans - "風のささやき"
 癒し系ジャズ。大人やな〜っていう感じ。  ハーモニカの名手、トゥーツ・シールマンスの魅力満載のアルバムです。  ハードな音楽に疲れたら、彼のハーモニカや口笛のメロディーに心癒されてください。  といっても、他のアルバムを知らないです。ごめんなさい。
 ある時期ソニーの「CDクラブ」というのに入会していたことがあって、そこで「ベスト・オブ・トゥーツ・シールマン」として紹介されていたのを買いました。  同じ内容のアルバムが、日本では「風のささやき」、米国では"Footprints"として発売されています。
 1922年生まれというから、83歳? 今年も来日していたようです。  素晴らしいですね。私もこんなおじいさんになりたいです。  ハーモニカはもちろん凄いのですが、口笛も凄いです。それにギターも上手いんだから参っちゃう。
 米国版ではタイトルになっているウェイン・ショーターの曲"Footprints"。  テーマはギターと口笛のユニゾン。ブリブリのサックスもいいけど、ギターと口笛というのも、なんかミステリアスでありながらゆったりとしていて雰囲気が面白い。ラストテーマの後、そのままちょっと遊んでるんだけど、その遊びに歌心があるんだよなぁ。
 ギターソロって、指が動きやすい方につい行ってしまうんだけど、本当に歌心があるメロディーって、たいがい運指が難しい。その点この人の場合、ハーモニカや口笛など口から発せられるメロディが元になっているので、当然ギターも歌心がこもっているんですよね。
 サティの曲ジムノペディも好きです。
 
1. Footprints
2. Blues on Time
3. Gymnopedie No. 1
4. 'Round Midnight -- Good Evening Thelonious
5. If You Could See Me Now
6. When I Fall in Love
7. What Kind of Fool Am I?
8. Laura
9. Windmills of Your Mind -- Bonjour Michel
10. Sultry Serenade
11. C to G Jam Blues

Toots Thielemans : harmonica,guitar,whistle
Mulgrew Miller : piano
Rufus Reid : bass
Lewis Nash : drums
TOTO - "TOTO IV 聖なる剣"
 久しぶりに聴いてみると、懐かしさとともに、何年たっても変わらないカッコ良さに感動。1982年の作品。当時バイトしていたパブでTOTOのライブビデオを流していたので、記憶に刷り込まれている。
 RosannaやAfricaのヒット曲を始め、全曲ハズレなし。まるでベスト版のよう。
 スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチなど、超売れっ子スタジオ・ミュージシャンが集まって結成したロックバンドの第4作。それまでの3枚も素晴らしかったが、この第4作の評価が最も高い。グラミー賞をいっぱいもらったんだっけ。いわば寄せ集めのバンドなのに、すごくはっきりとした方向性を持っている。
 なんといってもアレンジ、特にリフがカッコイイんだよなぁ。ポップでクールなロック。日本の歌謡界でもTOTOのパクリが一杯出回ったものだ。
 私もルカサーのギターソロを一生懸命コピーしたことを思い出す。  どのソロも計算されたようにハマッているが、私のお気に入りは3曲目バラードの泣きギターだ。この人はチョーキングの表現が非常に上手い。ソロというよりメロなのだが、音色、ニュアンスがほんと素晴らしくて泣かせる。オーケストラのバックがそれをまた盛り上げるんだな、これが。
 ドラムのジェフ・ポーカロもカッコイイ。彼も若くして死んでしまった。 彼へのトリビュート・アルバムですごく良いのがあるのだが、それは今度また。

1.Rosanna
2.Make Believe
3.I Won't Hold You Back
4.Good For You
5.It's A Feeling
6.Afraid Of Love
7.Lovers In The Night
8.We Made It
9.Waiting For Your Love
10.Africa

David Hungate : bass Boby Kimball : vocals
Steve Lukather : guitar & vocals David Paich : keybords & vocals
Jeff porcaro : drums & percussion Steve Porcaro : keybords & vocals
Donny Hathaway - "LIVE"
 ソウル、R&Bが好きなら絶対はずせないアルバム。
 紹介するにあたって検索してたら、山崎まさよし氏がFM802で「このアルバムを聴け!」というコーナーで紹介してたとのこと。「ダニー・ハザウェイ」でググッたら一番上に出てくるので、まずはそれを読んでみてほしい。
 ていうか、リンクした方が早いな。ここです。

 グルーヴ(groove)とはこういう感じをいうんだ! まさにそういうライブ。私のバンドでもオリジナルをやる前は"What's Going On"や"You've Got a Friend"をライブでも演奏していたし、若き頃には"Ghetto"でギターソロをギンギンに弾きまくってた。"What's Going On"はマービン・ゲイのカバー、"You've Got a Friend"はキャロル・キングのカバーだけど、どちらもオリジナルを超える名演、ちゅうか、たぶんベスト1の演奏。

 歌もさることながら、ダニーのエレピも最高。"Hey Girl"はコード進行も変化があって、ジャズを好きな人でも楽しめると思う。"Jealous Guy"はジョン・レノンの曲だし、名曲ぞろいでとっても贅沢なアルバム。
 ベースはウィリー・ウィークス。「このアルバムのウィリーはいい!」っていうベーシストが多い。
 残念ながら、ダニーは33歳で死んじゃったそうです。

1. What's Going On
2. Ghetto
3. Hey Girl
4. You've Got a Friend
5. Little Ghetto Boy
6. We're Still Friends
7. Jealous Guy
8. Voices Inside (Everything Is Everything)
Swing Out Sister - "It's better to travel"
 Breakoutが大ヒットした1987年の作品。なんといってもアレンジがカッコイイ! ストリングスとホーンセクションにパーカッション。ブルースのような泥臭さの対極といっていいサウンド、都会的でおしゃれな16ビート。
 JazzPopと分類されるのか? テンション一杯のコード、カッコいいベースライン。ホーンが入ったサウンドはソウルフルでもあるが、コリーンのボーカルがコブシのないストレートな歌い方なので、それが都会っぽさを出しているのだと思う。
 とにかく、ビート重視なサウンドにかわいい歌声が完璧にマッチしていて気持ちいい。どの曲もブリッジ部分の展開、構成がカッコイイ。カッコイイといえば、5曲めの"Surrender"はヘッドホンで大音量にして聴くと、トリップしてしまいそうなくらい。
1.Breakout
2.Twilight World [Superb. Superb. Mix]
3.After Hours
4.Blue Mood
5.Surrender
6.Fooled by a Smile
7.Communion
8.It's Not Enough
9.Theme [From It's Better to Travel]
10.Breakout [Nad Mix]
11.Surrender [Stuff Gun Mix]
12.Twilight World [Remix]
13.Communion [Instrumental]
George Benson "Breezin'"
 基本ですね(笑)。17〜18歳やそこらで初めて聴いたときは、ちょっとポップすぎるんじゃない? ギタリストのくせにスケベな髭面で歌ってんじゃねーよ!って思ったんですが、このCDは聴きこむ程に好きになっていきます。ポップなんですが、このグルーヴ感はJAZZです。そして心地よい。
 オクターブ奏法、コード弾きのソロはとっても真似できるものではありませんが、単音弾きのソロは練習すれば弾けるようになるのではないかと、何度かコピーしましたが、一生かかっても追いつくことはできないでしょう。ご存知のように、彼はソロに合わせてスキャットしますが、つまり、フレーズのひとつひとつに歌心が込められているんですよね。この歌心はとても真似できません。それともうひとつはノリですね。やはり彼は天才です。
 ちょっと前久しぶりに買ったJAZZ LIFE誌で、Jesse Van Ruller(g)がこのBREEZIN'と、ジョン・スコフィールドの"STILL WARM"に影響を受けたと書いていました。納得です。
1.Breezin'
2.This Masquerade
3.Six To Four
4.Affirmation
5.So This Is Love?
6.Lady
7.Down Here On The Ground *
8.Shark Bite *
9.This Masquerade *            *7,8,9はボーナストラック。
畠山美由紀 "Fragile"
 何の前知識もなく、純粋に聴いただけで気に入って買ったCD。 数年前のこと、それはアフタヌーンティーの店内に流れていた。 店員さんに「今かかっているのは?」と尋ね、ジャケットを見せてもらった。 畠山美由紀? 聞いたことがなかった。
 全曲カバーアルバム。ちょっとハスキーだけどさわやかな歌声。 アコースティックな雰囲気。 "Don't Know Why","Every Breath You Take","夏の思い出" が特に印象に残った。 「夏がくーれば思い出す・・・」 そう、小学校の時に歌ったあの歌。
 未だに畠山美由紀がどんな人なのかは知らない。 ジャンルもJAZZじゃないかもしれない。 だけどお気に入りのCD。

1.Sympathy For The Devil(The Rolling Sones)
2.Don't Know Why(Norah Jones)
3.Every Breath You Take(The Police)
4.Wonderful Life(Black)
5.The Shadow Of Your Smile(Ann Burton)
6.O Grande Amor(Joao Gilberto)
7.雨の街を(荒井由実)
8.I Love You, Porgy(Nina Simone)
9.夏の思い出
10.The Water Is Wide(Karla Bonoff)
ARISTA ALL STARS "BLUE MONTREUX"
Blue Montreux Live V.1 [LIVE] - Arista All Stars
1978年モントリオール・ジャズフェスティバルのライブ。もう、圧巻です!ライブでこんなにすごい演奏ができるなんて、どう頑張ってもこの人たちには敵わないと思い知らされます。ブレッカー兄弟は、バリバリのソロを聴かせてくれますし、スティーブ・ジョーダンとトニー・レビンのリズム隊は、うねるようなグルーヴ感を出しています。緊張感あふれる演奏!これこそフュージョンの醍醐味!歴史に残る名演! 個人的には3曲めの"I'm sorry"が、しっとりとしたバラードでありながらも熱いグルーヴが感じられてお薦めです。Blue Montreux V.2 もあります
1. Blue Montreux
2. Rocks
3. I'm Sorry
4. Magic Carpet
5. Buds
6. Floating
7. Virgin & The Gypsy
Warren Bernhardt(piano)/Michael Brecker(saxophone)/Randy Brecker(trumpet)/ Larry Coryell(guitar)/Steve Khan(guitar)/Tony Levin(bass)/ Mike Mainieri(vibes)
マリーナ・ショウ "Who Is This Bitch,Anyway?
Who Is This Bitch, Anyway? - Marlena Shaw
当時このアルバムに夢中になったものです。なんせ歌はいい、アレンジはカッコイイ、バッキングのギターはDavid T.Walker にLarry Carlton なんですから! 相当影響を受けました。"Feel Like Makin' Love"なんて堪りませんよ。1曲め"Street Walking Woman"の16ビートと4ビートとの切り替えのグルーヴ感、練習しても絶対出せません。降参です。2曲め"You Taught Me How to Speak in Love"はサザン「いとしのエリー」のもとになった曲といわれています。マリーナの歌はしっとりとして大人っぽく、私にとっては胸がキュンとなる青春のアルバム。
キース・ジャレット"The Melody At Night, With You"
Keith Jarrett - The Melody At Night, With You
愛する妻にささげる至極のジャズピアノ(ソロ)。自宅のスタジオで妻だけに弾いて聴かせたという心のこもった演奏。音のひとつひとつがどこまでも美しく優しい。初めてこのアルバムを聴いた瞬間「これだ!」と感じた。ギタリストの私が大好きなピアノのアルバムである。ジャズは難解だと感じている人がいたら、このアルバムを聴いて欲しい。きっと心が優しさで満たされるはずだ。
エリック・クラプトン「アンプラグド」
Eric Clapton - Unplugged[LIVE]
エリック・クラプトンのお薦めはいくらでもあるが、これははずせない。アンプラグド"Unplugged"、すなわち、プラグに繋ぐエレクトリック楽器を使わず全てアコースティック楽器での演奏。ストラトキャスターを弾くクラプトンしか知らなかった人には、是非聴いてほしい。特に"Tears in Heaven"は最高!  ギタリストでありながら、こんなに味のある歌をうたう人が他にいるだろうか。男の色気を感じさせるアルバムだ。こんな素敵なおじさんに私はなりたい。
ベット・ミドラー"グレイテスト・ヒッツ"
Bette Midler - Greatest Hits-Experience the Divine
映画「ローズ」でジャニス・ジョップリンを演じたベット・ミドラーに惹かれ、ベスト版を買ったのですが、これが予想以上にハマリました。 "Rose"や"When a man"はもちろんのこと、私は2曲めの"Do You Want a Dance?"の転調する部分が、とっても色っぽくて堪りません(笑)。 どの曲も情景豊かで、映画の一シーンが思い浮かんできます。 明るい曲やしっとりした曲、バラエティーに富んだ内容の濃いアルバムです。
MISIA - Mother Father Brother Sister
MISIA - Mother Father Brother Sister
MISIAは知っているけどこのアルバムを聴いたことがない人は、是非聴いてみてください。私はなんといってもこのアルバムが一番好きです。「K.I.T」「キスして抱きしめて」「星降る丘」「陽のあたる場所」「つつみ込むように」・・・どの曲もいいんですよ。若さあふれるデビューアルバム、聴くたびに元気をもらえます。
キャロル・キング"つづれおり"
Carole King - Tapestry
"It's too late"や"You've got a friend"、"So far away" など幾度となくカバーされてきた名曲のオリジナルが収録されています。 歌詞もいいですよ。不滅の名盤だと思います。 "You make me feel like a natural woman." (Natural woman)
リッキー・リー・ジョーンズ"浪漫"
Rickie Lee Jones - Rickie Lee Jones
雅姫さんが何かの雑誌でお気に入りのCDとして紹介されていたのは、 リッキー・リー・ジョーンズの「ポップ、ポップ」でした。 これは同じリッキーの代表作「浪漫」 どちらも素敵なアルバムで、愛妻は何かというとこの2枚を聴いています。 バックの演奏もなかなか良くて、私も大好きなCDです。
リッキー・リー・ジョーンズ「ポップ・ポップ」